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ことの葉暦

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雨を呼ぶ赤い花

Excite エキサイト : 社会ニュース
奄美は今日梅雨入りしたみたいです。
昨年の今頃は、ちょうど奄美にいました。今年の今頃もきっと、ユリの白い花がそこここに、光を散りばめるように咲いていることでしょう。奄美の梅雨入りは、ゴールデンウィークが明ける頃が本来のタイミングだそうです。昨年は、晴れをとっておいてくれたかのように、私が東京に戻る5月も下旬まで待って梅雨の雨が到着しました。相当な遅さだったみたいです。それに比べると、今年は少し早いですが、いずれにしても、梅雨入りの時期がずれ込んできている印象は否めません。

この時期の奄美には、とても印象的な赤い花も咲きます。
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デイゴの花です。奄美大島の南に寄り添うようにして浮かぶ加計呂麻島の諸鈍というシマには、とても立派なデイゴの並木があります。樹齢はどれぐらいなのだろう…色んなものたちの声をきいてきたんだね…という感じのする、花のなまめかしいまでの艶やかさとは対称的なぐらいのあたたかい寡黙さを持った大きな樹たちがいます。
このデイゴの花が梢を真っ赤に染めるほどに咲き揃うと、その年は台風がたくさん来る、というそうです。昨年はそんな眩暈のするような光景には出会えなかったんですが、そうしたら本当に、台風はとんとやって来ませんでした。

前線の居場所や台風の通り道が移ってしまうのは、やはり地球温暖化の影響だといいます。晴れている方が嬉しいと思う人は多いし、台風が来るとやっぱり大変なことは多いけれど、この世界はみんなが絶妙なバランスで繋がりあって、手渡しあい、受けとりあい、支えあっているものです。だから晴れてばかりだと植物たちはしんどくなってしまうし、台風が海をかき回してくれないとサンゴたちは苦しくなってしまったりするのです。もちろんこの世界に生きるものは、この世界で生きていこうとする力を持っています。けれど、うんと頑張らないとついていけない変化には、やっぱり力尽きてしまうこともあるのです。

今年はみんな、無事赤い花たちに逢えていると、いいな。

雨を呼ぶ香り
   クラリセージ 1滴
   ジュニパー 2滴
   サンダルウッド 2滴
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by leaf-child0802 | 2009-05-18 14:56 | 奄美のこと | Comments(0)
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