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ことの葉暦

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強く儚いものたち

タイトルは、coccoの楽曲から拝借したものです。アンビバレントで、とてもほんとうな感じがして、気に入っている言葉の一つです。

台風一過・・・といえば、フェーン現象でしょう、と、暑さの到来に身構えていたのですが、涼やかな風が吹いていて、心地よいのだけれど変な感じです。しかも台風が去った後しばらくは、洗いざらしの澄んだ空が広げられているものなのですけれど、今回はもう暗い色の雲が垂れこめてきています。
なんだかストレスで体調のバランスがとれなくなってしまった人みたいな空です。人間だったら、お医者さんにかかるとか、ゆっくりお休みして好きなことをしてみるとか、ハーブティーやアロマでケアをするとか・・・ですが、空はどうやって、自分を癒すのでしょうね・・・。

日曜日と、今朝と、立て続けに地震もあって、不安になってしまった方もいらっしゃるかもしれません。
私はこと自然現象に関しては、動物的な感覚があるらしく、実はここしばらく奇妙なエネルギーの鬱滞感に襲われていました。今朝も地震の5分ほど前には目を覚まし、やっぱり何かおかしいな・・・と思っていたら、案の定でした。
我が家には今、オーラソーマのセラピーの相棒である107本のガラスの小瓶たち↓が一緒にいるので、地震の時にまずするのは、このコたちの棚を支えること。
強く儚いものたち_e0170845_1850887.jpg

その瞬間の星空をみてみたら、火星と土星がタイトなスクエアになっていました。この星の関係性がすなわち地震を引き起こす、ということでは決しでないのですけど、溜め込まれていたエネルギーが思わぬ勢いで放たれてしまうような雰囲気は、感じられます。

自然の力というのは時に猛烈で、人間は為す術もなく傷付けられたように感じることもあります。そのような時、その自然現象を人間は「天災」という忌まわしげな名前で呼びます。
でも、わかっていてください。
人間は、悪意を持って意図的に何かを傷付けるということをしばしばしますが、自然は、人間を傷付けるつもりなど、ないのです。その力がどれほど猛烈でも、そこに悪意なんて、微塵もないのです。懲らしめてやろうとか、思い知らせてやろうとか、そんな意図も、露ほども持っていないのです。

人間のつくったものは、自然が、神さまがつくったものよりは遥かに脆弱です。建物や、道路や、数多の便利な設備や・・・日頃どんなに立派でしっかりしたものに思えていても、それらは自然の力の前には、あっという間に無残な姿をさらします。
けれど、人間は、他の生きとし生けるものたちと同じように、自然が、神さまがつくった、いのちというものを持っています。たしかに、ひとつひとつのそれは、儚くも感じられます。でも、繋がり合って生き続けるそれは、とても強いものでもあるのです。
地震や、大雨で、大変な思いをされている方もいらっしゃるでしょう。でも、いのちは強いものです。生き続けるために、自ら傷を癒そうとする力を、自然は、神さまは、ちゃんと備えていてくれています。自然に、神さまに、感謝し続けようとする力を、私たちは持っているのです。

いたずらに怖がることなく、信頼しよう・・・そう、思います。
そんな風にして丁寧にエネルギーを使う、というのは、火星と土星の関係のあり方の、もうひとつの可能性なんですよ。

エネルギーを丁寧に使うための香り
   ジンジャー 1滴
   パイン 2滴
   ティートリー 2滴 
by leaf-child0802 | 2009-08-11 19:49 | 素敵なものたち
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