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ことの葉暦

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情熱の向かうところ

昨日、野生のライオンが相当に深刻な絶滅の危機にある・・・というニュースをみました。そもそも二千数百頭ぐらいしかいないのに、一年に百頭単位で減り続けているのだとか・・・。原因は、密猟に加えて、家畜を襲われた地元の人たちが「駆除」しようとしてしまうことなのだそうです。でも、彼らにとっては大切な「観光資源」でもあるので、いかに上手く「共存」するかを考えなければならない・・・ということでしたが・・・。
なんだか悲しくなるお話でした。
たしかに、現地の方たちが、生活を脅かされることに必死で抵抗するのは、仕方がないことだとは思います。
でも、何かを守ろう・大切にしよう、という行為が、愛ではなく利害に基づいて為される、というのは、なんだか悲しいことのようにも思ってしまうのです。
「きれいごと」かもしれないけれど。
自分たちは他の動物よりも優れた頭脳や心や魂を持っているのだ、と人間が言い出して久しいですが、そうだとしたら責任を持って、「利害に基づいた保護」ではなく、「愛に基づいた共存」を心にかけていかなければならないように、もっとよいあり方を考え続けていかなければいけないように、そんな風に、思いました。

明日はライオンを戴く、獅子座で新月となります。

日本をはじめとする東アジアでは、「獅子」というと、例えば麒麟のように、「伝説の聖獣」のようなイメージがありますが、占星術が生まれ育った古代オリエントや地中海世界では、ちゃんと「地上の生きもの」でした。けれどその堂々とした美しさは「力」の象徴として崇められていて、古代エジプトにはライオンの頭を持ったセクメトという戦いの女神さまがいましたし、ライオン狩りは王のスポーツであり、その様をうつした古代メソポタミアの素晴らしいレリーフを、大英博物館などでは観ることも出来ます。

獅子座はドラマティックで情熱的な星座だといわれます。力を使うことを少しも厭わないのです。その守護星である太陽のように、自らを燃やし、輝かせ、そのエネルギーを惜しみなく与え続けます。そして、それが受けとられることを、純心によろこびます。
生きていることの素晴らしさ、その尊さに、忠実なのだともいえるかもしれません。獅子座は心臓を司る星座です。科学がなんと言おうと、私たちはいのちは、心は心臓に宿っている、と、どうしようもなく感じています。人が、その人として生きている限り、忠実に動き続けるのが、心臓なのです。

自分が自分として生きていることのよろこびに、忠実になろう。そのよろこびのために、しよう、と思うことを始められる、そんな新月です。
その新月を、さらに活気づけるように、情熱の星火星が、語りかけています。ここしばらく火星は、星たちを繋いでとても力強い流れ(専門的にはコンフィギュレーションと呼びます。)を生もうと懸命になっているかのようにして動いているのですが、この新月から月が満ちていく間にも、コミュニケーションの星・水星などと特徴的な結びつきを保ちます。自分らしさ、というものに意欲的に向かうとともに、それを周りに向けて開放し、表現することも出来る時期になると思います。火星は10月から半年以上も獅子座に滞在するので(めったにないことです!)、もしかしたらそれに向けて準備をしているのかもしれません。
この期間中にはまた、「個人の星」とされる太陽・水星・金星・火星のいずれもが星座を移動(イングレス)し、山羊座の初期度数にいる冥王星と続々と繋がりを持ちます。冥王星というのは、私たちの奥深いところをふつふつとさせる、凄まじいまでのエネルギーのある星なので、前述の流れと相まって、いつにない勢いで何かに向かうようなことになるかもしれません。

あなたを輝かせるために、ちょっと「頑張る」ことを意識してみて、よい時期だと思います。
そうして輝けたら、周りも明るく、あたたかくなっていることに、気付ける幸せな時もくると思います。そういう時きっと人は、愛に満ちている、ということを、実感できるのでしょう。

輝いているよろこびを表現する香り
   オレンジ・スイート 2滴
   ローズマリー 1滴
   ラベンサラ 1滴
   パイン 1滴

十二星座別のメッセージはこちらへどうぞ。
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by leaf-child0802 | 2009-08-19 13:38 | 星空のお話 | Comments(0)
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