ブログトップ

ことの葉暦

leafstar.exblog.jp

産土神さま

奈良の実家に行った時には、必ず立ち寄ることにしている場所があります。
春日大社です。

私たちにはそれぞれに、生まれた土地を護ってくれていて、そこで生まれた私たちのことをとてもよく知っていてくれる「産土神(うぶすなのかみ)」という神さまがいて、たとえその土地を離れることがあろうとも、ずっと繋がっていてくださるのだそうです。
私自身は奈良生まれですが、私にとっての奈良は、例えば奄美に暮らしている方々の多くにとっての奄美のように、おじさんやおばさんやいとこたちや、おじいちゃんやおばあちゃんのそのまたおじいちゃんやおばあちゃんも、みんなが暮らし、いのちを繋いできた土地、というのではありません。(母方は奈良にもルーツがあるようですが、父方の親族はほとんどが石川県で暮らしています。)でも、お宮参りからずっと節目には必ずお参りをし、中学・高校の通学路にあって、その境内の素晴らしい緑の中で休日を楽しんだ思い出もたくさんある春日大社の神さまは、間違いなく、私のことをとてもよく知ってくれている神さまです。

今回も、東京に戻る日に、母とランチがてらにお参りしてきました。
それにしても、ほんとにいいお天気。
e0170845_13281366.jpg

↑これは駅前の商店街から春日大社の一の鳥居へと抜ける近道として、いつも通らせてもらう興福寺(最近は阿修羅像で話題になりました。)の五重塔。この眺めも、懐かしいものの一つです。
e0170845_13322474.jpg

↑参道には、こんな風に石の燈籠が並んでいて、鹿がその間から顔をのぞかせたりしています。
節分とお盆の頃には、この全部に明かりが灯される「万灯籠」が行われます。決して煌びやかではないけれど、控え目で、柔らかなその灯火は、夜の闇を安らかでいるのに充分なだけ、照らします。
そして、
e0170845_13443239.jpg

鬱蒼として立ち入りを拒むことを決してしない、ゆったりと明るく優しい森の中の、燈籠に縁取られた道を、たっぷり時間をかけて歩いていくと、いよいよ本殿です。
ちなみにこれ↑は、南門。門越しにちょっとだけ本殿が見えています。(本殿の辺りの眺めもとっても素敵なのですけれど、自然と「神さまがいるんだなあ・・・。」という気持ちになってしまう大事にされてきた場所には、やっぱりカメラを向ける気にはなれないのです・・・。)
まだまだ強い陽射しと、秋のよく澄んだ空気が相まって、木漏れ日が格別にきれいな日でした。

春日大社には、木星+天王星のようなパワフルさを感じる雷神・武甕槌命(たけみかづちのみこと)や、土星的に浄化や覚醒を促してくれそうな霊剣の神・経津主命(ふつぬしのみこと)などが祀られているのですが、私が特に親しみを感じるのは、天児屋根命(あめのこやねのみこと)。天岩戸の前で祝詞を唱えたとされる、言霊の神さまです。
言葉にすることとは、意識化するということ。意識化するからこそ、現実化できるということ。それが、忘れてはいけない言霊の力です。
意識の運び手である水星と、内なる真実を意識させ、歩むべき道を見極めさせ、理想としたものをかたちにしていく土星のバランスのとれたエネルギーを、感じます。

・・・いつも見守っていただいて、ありがとうございます。
これからも、歩むべき道を、歩むべき様に、歩めるようでありたいと思います。
どうか、見守っていてください。
・・・いつものように、心の中で祈りの言葉を唱えると、力強い安心感が充ちてきて、爽やかな元気が、湧いてきます。
そんな風に、神さまがいてくれる感触を時々確かめてみるのも、素敵なことだと思うのでした。

天児屋根命の香り
   フェンネル・スイート 1滴
   サンダルウッド 2滴
   グレープフルーツ 1滴
[PR]
by leaf-child0802 | 2009-09-27 14:58 | 素敵なものたちのこと | Comments(0)
<< 頑張らない瞑想のススメ 御守り >>