ブログトップ

ことの葉暦

leafstar.exblog.jp

appetizing 食前篇 

解禁になったボージョレ・ヌーヴォー、みなさんはもう楽しまれましたか?

小売業界の仕掛けにはレスポンスの鈍いタイプの私ですが、「ボージョレ・ヌーヴォー解禁」の文字には、つい購買意欲をそそられてしまいます。季節モノでもあるし、その年のお天気がどんな感じだったか、思い出してみる楽しみもあるし…。ワインに詳しいワケではないけれど、雰囲気を味わうために結局毎年購入しているような気がします。
また今年は、エコ&コストのことを配慮した、ペットボトル入りのボージョレ、なるものもお目見え、ということで、いつもと違った意味でも興味をそそられていたのです。

なのに解禁日当日はちょっと怯むような冷たい雨…。結局買い物に出るのをサボってしまいました。
するとどうやらペットボトルは大変な人気、だったみたいで、次の日にはみんなお店をあとにしていました…。
どんな感じだったのか、見てみたかったのに、ちょっと残念。
そんなペットボトルですが、なんでもフランスの、ボージョレの認定をする団体からは、「品格の問題」で、来年以降は認定できない、と言われているとか。来年はもう見られないのかも…。

もっとも私は、アルコールの揺らめきが、重いくらいにしっかりとしたガラスに抱かれている感じがとても好きで、だからやっぱりガラスの瓶に入ったものを買い続けるだろうな、とは思います。なのでエコより「品格」が大切、というフランスのこだわりも、なんとなくわかるような気もします。

ちなみにお酒のためにお家に用意してある器は、高級なものではまるでないながら、安心なだけの重みがあるものばかり。そして素朴だったり、まろやかだったり、ガラスなのになんだか丈夫そうで、あったかそうな…そんな感じを大切に選んでいます。
まばゆいくらいに見事に透明なクリスタルのグラスでは、なんだかアルコールの揺ら揺らした感じを安心して心ゆくまで楽しめないように思ってしまうのです。唇で食んだだけでも、ぱりんと痛々しく割れてしまいそうな精緻な繊細さは、それはそれで素敵ではあるのだけれど。

e0170845_1455153.jpg今年購入したのは←こちら。ヌーヴォーのラベルには華やかなものが多いのですけれど、このラベルはひと際、溢れんばかりのベリーを想わせる甘やかさ。
葡萄は木星の果実ですし、宗教儀式に縁の深い飲みものでもあるので、ワインの星、として考えられるのは、まず木星になるのかなあ…と思うのですが(特に赤ワイン。白ワインは満月の飲みもの、ともされています。)、フレッシュなヌーヴォーには水星的なイメージもアリ、かもしれません。けれどもこのラベルの感じは、むしろなんだか金星的。
アルコール、ということなら、海王星。
この血のように艶めいた色は、冥王星的だなあ…と思います。いのちの奥底のプリミティブなところにまで、深く訴えかけてくるその色を眺めていると、いのちの力強さの可能性というものに、蠱惑させられるみたいな感じがしてきます。キリストの血、とも呼ばれるワイン。復活と再生の星・冥王星は、もしかしたらこの飲みものに、一番ぴったりの星なのかもしれません。
そういえば、疲れている時には赤ワインが飲みたくなる私なのでした。なんだか深いところにエネルギーを、しっかりもらえそうな気がして。

50年に一度の出来、という今年のヌーヴォー。
ヌーヴォーらしからぬ、と言っていいくらいに、しっかりしたお味だったように思いましたが、みなさんはどんな風に楽しまれたでしょうか?

蠱惑的でしっかりした飲みものの香り
   イランイラン 1滴
   パチュリ 1滴
   サンダルウッド 2滴
[PR]
by leaf-child0802 | 2009-11-21 15:03 | 季節の言祝ぎ | Comments(0)
<< 世界の音律 耳を澄ませば >>