昨日、一昨日、ほうれん草を食べました。
群馬県産。
昨日は、シンプルなおひたし。釜揚げシラスとおかかを添えて。
一昨日は、ガーリック風味のソテー。3種のキノコと一緒に。
美味しく頂きました。
放射能汚染、といっても、
それこそ尋常でない食べ方をしないと健康に影響は出ない、というレベル、
だそうですし、
私たちの身体は、放射性物質だってちゃんと排泄できる、ということですし、
それに、めぐって来てくれたいのちを捨ててしまうなんて、やっぱり私にはできない・・・。
電気・ガソリンを始め、これまでのように手に入らない・使えないというものが多い不安と苦労がありながらも、
一生懸命お世話し、育てたいのちたちが、
誰のいのちも養うことなく捨てられてしまうなんて、
農家・酪農家の方たちの悲しみは、どれほどであることか・・・。
とはいえ、
食はいのちに深く関わること。
いのちを大切に守るためにされた「捨てる」という決断なのなら、
それだって、もちろんきっと、正しい。
・・・のだけれど・・・
たとえば、
タバコやアルコールをはじめとした嗜好品、とか。
食品を「手軽に」するために多く使われている添加物、とか。
満足させる「刺激」を高めるためにたっぷり使われた塩分・糖分・脂肪分、とか。
健康へのリスクが、
科学的にも解かっていて、
個人的にも分かっているのに、
さして気にすることもなく日常的に摂っているものって、いくらでもあるだろうに…と、
ちょっと思ったりもするのです。
「納得する」ということを、
「腑に落ちる」「腑に落とす」とは、
よく言ったものだなあ…と思います。
問題の質が・次元が違うよ、とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうけれど・・・。
いずれにせよ、一朝一夕でどうにかなっていく問題では、ないですよね。
昨日放送されていたスタジオジブリの特集番組で、
こんなエピソードが紹介されていました。
水銀に汚染された水俣湾。
人々は漁をやめ、
ずっと「死の海」だと思って近寄らないでいた・・・けれど。
何年かが経った頃、
その海は、見事に、豊かで美しい海へと、再生していたのです。
そこには、水銀を解毒できるように進化した菌が、いたのだそうです。
「風の谷のナウシカ」の「腐海」のモトになった、エピソードのひとつ、だとか。
いのちは、自然は、ほんとうに、力強い。
逃げずに、
静かに、
明るく、
強く、
ありたい。
そう思います。
逃げずに静かに明るく強くあるための香り
シダーウッド・ヴァージニア 2滴
ティートゥリー 1滴
パチュリ 1滴