やってしまいました…。
お気に入りのシャンパングラスが…。
しかもこれ、友人がプレゼントしてくれたものだったのです。(Rさんごめん・・・。)
かたちがとても素敵だったんですが、
シャンパングラスとして、だと、お目にかかれる機会が少なくてさみしいので、ラベンダーの束を差して、スタジオに飾っていたのです。
今朝の掃除の最中に、うっかり落としてしまいました・・・。
←せめてものお弔いの図。
気に入ったものは、大事に取っておく、よりはむしろ、使いたいタイプの私。
それと共にある心地・それと一緒にいる心地を、堪能したい、と思うのです。
それは、attachment、すなわち、愛着。
attachという言葉には、
それが「ある・いる」ということを、「認めている・尊重している」
・・・という意味があります。
だから、無駄にしない。無為にしない。
活かす・生かすし、
ふさわしい時が来たのなら、
たとえばもしもそれが死んだなら、きちんと、手放していこう。
それが、再び生きられるように、祈って。
お弔い、というのは、ほんとうは、再生を信じているためにするものなのかもしれません。
ふと、地震の被災地のレポートの中できいた言葉を、思い出しました。
「ガレキじゃない。ゴミなんかない。みんな、誰かが大切にしていたものなんだ。」
愛着があるほど、手放すことは、時に苦しい。
十分、十二分なお弔いは、必要。
当然に。
だから、
一日も早く、でなくてもいいことも、あるのではないかな・・・
と思ったりもしました。
ちなみに、件のシャンパングラスですが…
リサイクルの方ではなくて、不燃ゴミに出さないといけないみたい…。
ならば、東京湾のどこかの島の礎にちゃんとなれるよう、祈ることとしましょう。
愛着の香り
パチュリ 1滴
マジョラム・スイート 1滴
ゼラニウム 1滴