今日は、なによりもコレ、ですよね・・・
なでしこJAPAN、おめでとう!!!
・・・と盛り上がってはおりますが。
サッカーにとりたてて詳しくはない私。
今回、なでしこたちの健闘の映像を観ていて、一番印象に残ったのは、
あのプレイが、ゴールが・・・ではなくて、
実は、不動のキャプテン、そして、大会得点王&MVPに輝いた澤選手の、髪、なんです。
たっぷりとしていて、表情豊かに揺れる、ポニーテール。
「髪は女のいのち」
・・・と、日本では昔から言ってきました。
(この記事のタイトルは、大人気女優をズラリと並べて話題になった某シャンプーのCMのコピーから拝借しています。)
スポーツを真剣にやっている女性には、やっぱりお手入れのラクな、男の子のようなショートカットが多い。
ましてや、野球と並んで「男の子のスポーツ」の代表で、
汗まみれ、はおろか、泥まみれ、にだってなるし、
ラフな接触プレーも多いのが、サッカーです。
「女のいのち」でも、かまってられない!・・・となりそうなのに・・・。
澤選手の髪の、フェミニンな美しさには、つい目を奪われてしまうのでした。
女性であることを、楽しんで表現することは、やっぱり素敵です。
私たちがむかえている新しい時代は、「フェミニンズ・リーダーシップ」の時代だ、と、よくいわれます。
今回のW杯の開催国、ドイツをはじめ、オーストラリアや、最近ではタイなど、女性が名実ともにリーダーを務める国も、増えてきました。
でもそれは、「男なんてダメよね」とか、「男にとって替わろう」とか、
「女の方が優れている」とか、「女の方が偉い」とか、そういうことではないんじゃないかな・・・と思うのです。
これまでの歴史の中で、
裏側だったり、内側だったり、背後だったり、陰の側だったり・・・
どうしても、隠れた方へ、とされがちだった女性性を、
屈託なくopenにしていくことで、
男性性と女性性を本来の自然なバランスに回復させていく
・・・ということなんじゃないかな・・・と思うのです。
澤選手には、そんな風なよきバランスを、なんだか感じたのでした。
ところで、サッカーの応援にも欠かせない「日の丸」が、
おそらく世界で唯一、「女神が描かれた国旗」であることを、ご存知でしょうか?
これは、オーラソーマのテキストにチラリと載っていたアイディア、なんですが、
日本の神話の太陽神は、天照大御神、という女神さま。
ということは、太陽を表わした日の丸は、すなわち女神を描いている、ということになるんです。
太陽神を女神、とする文化は、世界を見渡しても圧倒的に少数派、なんですが、
そんな国に女性として生まれられたこと、
日本の女性のみなさん、なんだかとっても素敵なことって思いませんか?
そんなよろこびをいや増し、再確認させてくれたなでしこたちに、感謝!
なでしこたちの香り
コリアンダー 1滴
タンジェリン 2滴
ローズマリー 1滴