皆さんは、出逢うことができましたか?
週末の、スーパームーンに。
正確なタイミングをちょうど真昼頃に迎える満月、というのは、
その直前と、その直後と、
どちらの夜にも、
「ほんとうに円い!」と思わせる姿を見せてくれます。
友人がその見事な姿をとどめてくれていますので、ぜひ。→
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東京は、昨日の午後、お家にいても「怖い…。」と感じてしまうような荒天でした。
なのに、月が昇る頃には静かに晴れていたのです。
神秘的な気持ちにならずにはいられない、月夜でした。
「スーパームーン」とは、月の近地点(=軌道上で、地球に最も近くなるポイント)で満月のタイミングを迎えた月のことを言います。
今回は、特別に正確にそのポイントで、の満月でした。
このお月さまは、実際にとても大きく、否が応でも印象的に見えるワケですが、
占星術的には、スーパームーンには、もうひとつ気になるポイントがあります。
それは、月の遠地点(=近地点とは反対に、軌道上で、地球に最も遠くなるポイント)に、太陽がいる、ということ。
月の遠地点は、またの名を、ダーク・ムーン、もしくは、リリス、といいます。
人、というのは、「自分なのに見るのが怖い」、というところが、どこかしらに必ずあるものですが、月の遠地点は、その最たるところを示すといわれています。
どうしようもない、と感じるしかないようなところ。
そこに、太陽がいる。
全てを明るく照らし出す太陽が。
向き合うように、暗夜を明るく照らし出すスーパーな満月がいる。
この週末、自然に気付かれたことがあったら、大切にしてください。
それは、もしかしたら特別な時にしか気付けないこと、だから。
地球の一番そばにいる星、月。
ひとりひとりの星空の中で、月は、「自然」を表します。
「自然」とは。
それは、わたしたちに寄り添ってくれているもの。
その一方で、
たとえば、昨日午後の、東日本の荒天。
わたしたちには、決して使いこなしたりはできないもの。
だから、
受け容れて、ずっと共に生きていくもの。
それが、わたしたちにとっての、「自然」です。
これから月は、新月に向かって静かになっていきます。
浄化、整理、手放し…そういったことをするのにふさわしい時。
しかも、今回のスーパーな満月は、蠍座の月でした。
蠍座、というのは、あらゆるものを受けとめられる星座です。
そして、それが自分のところにとどまることをゆるすことも耐えることもできる星座です。
それだけに、
それとバランスをとるように、
一切がとどまることをゆるさない、ということもできる星座なのです。
そんな星座の月から始まる、浄化の時。
ほんとうに自分をclearにしたいのなら、まさにその時、なのかもしれませんね。
スーパーな浄化の香り
パイン 2滴
サンダルウッド 1滴
サイプレス 2滴
そして、月が向かった先の新月は…
金環日食!!
これは、双子座の0度、というポイントで起こります。
それは、わたしたちが、交わり、を始めるところ。
繋がるのではなく繋げる、を始めるところ。
自ずと環になる、ではなく、
自ら環にする…。
その朝が晴れることを信じて、
しっかり準備しましょうね!