ブログトップ

ことの葉暦

leafstar.exblog.jp

カテゴリ:樹々と花と緑葉と( 18 )

Take Care of Myself

なかなかの壮観。
e0170845_85348.jpg

これ、すべてハーブです。
ちょっと並べてみました。
皆それぞれに個性的で、可愛い。
勢揃いしたところも、よい眺め。
頼もしい。

朝の温かなハーブティーが、ほんとうに美味しい季節になりました。
起きて最初に自分に聞くことは・・・「今朝はどんなハーブティーにしよう?」

「今日はどうしてもこのコの気分なの!」・・・と、即座に答えが返ってくる日もあれば、
「今日はこんな感じに調子がイマイチなんだ・・・。どれにするのがいいかな?」・・・と、問い返される日もあります。
「ふむふむ・・・。だったらこのコがいいんじゃないかな?」
「そうそう、ワタシなんかどう?力になれる気がするよ。」
「あ、うん。ほんとにそうね。助けてもらおうかな。」
・・・

自分の心と身体の声を、ゆっくり聞いてあげる。

そうして、「その日の私だけのための一杯」が作られていきます。

そんな一杯を飲みながら、コレを書いているのでした。

「今日はきみたちに助けてもらうね。
 よろしくね。
 いつもありがとうね。」
そんな風に語りかけながら、ゆっくり味わう一杯。

本日は、
   メドウスイート
   スカルキャップ
   ヒソップ
   エルダーフラワー
・・・のブレンド。
(昨日は久々に友人たちと大いに飲み、大いに語ったため・・・ちょっとグロッキーになっているあちこちに、やさしくしみてくる一杯です。)



私が「一人」でもいられているコツが、ちょっぴりお解りいただけたかもしれませんね。



ご自愛の香り
   グレープフルーツ 1滴
   タンジェリン 2滴
   カモミール・ローマン 1滴
[PR]
by leaf-child0802 | 2011-10-19 09:02 | 樹々と花と緑葉と | Comments(0)

Sunflower

ひまわりは、カリウムと構造のよく似たセシウムを吸い取って、土を癒してくれるらしい・・・チェルノブイリで、そんな報告があったとか・・・。
そんなストーリーに希望を見て、作付けを禁じられてしまった畑に、みんなでひまわりを植えています、というニュースが伝えられていたのは、夏を迎える少し前だったでしょうか。

でも、そういう効果はない、という検証結果が、出たんだそうです・・・。
(たしか、一昨日のニュース、でした。)
ひまわりを植えていたみなさんのがっかりした顔が想像されて、悲しい気持ちになりました。

けれど、
無駄でも無意味でもなかった、とも思うのです。

何も芽吹かず、何の花も咲かない大地ほど、悲しいものがあるでしょうか。

そう、わたしたちには、それを悲しいと感じるnatureがあります。
そして、
自分たちにとって「利用」できるのかどうなのかは関わりなく、
伸びゆく芽を、綻びゆく花を、美しいと、愛おしいと感じるのは、きっと、人、という生きものの、最たるgift & talentのひとつ、なのです。

ひまわりが咲くことは、たしかに人々のよろこびであったはず・・・そう思います。

選ばれた花がひまわりであったことにも、とても意味があるような気がします。
光の、いのちのよろこびの源である太陽に、そっくりの面差しをして、
太陽の方を向き続け、太陽の方を指し示し続ける、「太陽の花」。

植物は、決して光を見失わない。
そして、
植物は、決して居場所を見失わない。

「未来少年コナン」で、核戦争の後の地球を、荒み果てたところ、ではなく、緑に満ちたところ、として描いた宮崎駿さんが、こんなことをおっしゃっていました。
「人が生き残っていられる、のだとしたら、そこには必ず、植物が生きていてくれるはず。」

光を、居場所を決して見失わない植物たちは、
わたしたちに、忘れないでいさせてくれるのです。
今、ここに、生きていること、を。
今、ここが、生きていること、を。

そして、
植物たちは、教えてくれます。
生きることと死ぬことをしっかりと繋いでいくことの大切さを。
「再生」の「希望」を。

「散りゆくこと知りながら 花はなぜ咲くのでしょうか。
 うつろいゆく儚さに 永遠をみるのでしょう。」
   (「春の行人」 詞:岡本定義 唄:中孝介+元ちとせ)

わたしたちは、儚い。小さいし、無力です。
でも、
「希望」を抱くこと、は、不完全で未完成なものだからこそ、の、特権なのです。

今、ここに、生きていること
今、ここが、生きていること
今、ここに、生かされてあることへの、faith, love, hope。
ひまわりの方を向けば、きっとre-memberできる・・・そう思います。



太陽の花の香り
   ライム 1滴
   ローズマリー 1滴
   マジョラム・スイート 1滴

(残念がら、ひまわりから採れる香り、というのは手に入らないので、イメージから、つくってみました。)
[PR]
by leaf-child0802 | 2011-09-16 08:22 | 樹々と花と緑葉と | Comments(0)

Wheels of Fortune

朝起きて、まずすること。
窓を開け放つ。
それから、朝の光と風の中で、可愛い家族たち(植物たちです。)におはようを。

いつものようにしていた、いつものように静かな誕生日の朝・・・
フクギのティダ(←名前をつけています。意味は「太陽」。奄美の知人の庭から我が家にやって来てくれた樹です。)の天辺から、新たな芽が現われようとしているのに気付きました!!
e0170845_6582955.jpg(←コレは一週間ほど経った、今朝の様子。すっかり葉っぱらしくなりました。)
思いがけないプレゼント。もう十二分に、「素敵な誕生日」にしてもらったのでした。

もっとも、その日が私の誕生日であることを、ティダに話し聞かせていたワケでは、ないのです。
「ようし、誕生日って言うから、よろこばせてあげよう。」とティダが思っていたワケでは、もちろんないハズです。
ただティダは、自然に生きていただけ。

くるりくるりとまわり続ける、さだめの輪。
その輪のひとつひとつは、よくみると歯車になっています。
すと。すと。
かたり。かたり。
意思や思惑が絡まることなく、自然にまわっていることができている歯車同士がかみ合う音は、とても穏やかです。
そんな心地よい音がふと聞こえたような。
幸せな朝でした。



かみ合ってまわっていく歯車の、ひとつひとつは小さいかもしれない。
けれど、その連鎖が、実は大きな大きな輪をまわしていくのかもしれない・・・。
もしくは、まわっているだけ、ではない動きが、果てには実現しているかもしれない・・・。

ただわたしたちにできるのは、くるりくるりとまわっていること。
ならば気持ちよく、なめらかに、たしかに、まわっていこう。
自然に、まわせるようでいよう。

・・・そんな風に、思います。

輪の香り
   ゼラニウム 1滴
   パルマローザ 1滴
   ベルガモット 3滴
[PR]
by leaf-child0802 | 2011-08-09 07:49 | 樹々と花と緑葉と | Comments(0)

Warm

明日は立冬。
あたたかいものに、心底癒される気分になる季節ですね。
e0170845_14163598.jpg

↑スタジオにいらしたお客様が、ほっとできますように・・・と、サービスでお出ししているハーブティーたち。
スタジオのオリジナルブレンドです。
いつも必ず、名前も付けます。
向かって左から、Love・Free・Trust。
この11月からの、新作です。

ブレンドを作る時は、たいてい、名前をイメージすることから始めます。
そのイメージへと、ハーブたちの効能や、色、支配星を繋げて、作っていきます。
これがまた、なかなか楽しい作業なんです。

今回は、お花をちょっとたっぷりめに使ったので、いつにも増してgood lookingに仕上がりました。
・・・ということで、パチリ。(←一種の親バカです・・・。)

First, warm yourself.
Love yourself.
Free yourself.
Trust yourself.

あたためる香り
   マジョラム・スイート 2滴
   オレンジ・スイート 1滴
   モミ 1滴
[PR]
by leaf-child0802 | 2010-11-06 14:55 | 樹々と花と緑葉と | Comments(0)

親はなくとも子は育つ??

昨日東京に戻ってきました。
もう人生の半分近くを東京で生きているのに、ほんの数日離れていただけでも、いまだに人の多さや、車の多さや、建物の占めている割合の大きさや、それらのものが放っている気配のちょっと乱暴な感じに、驚くことを繰り返しています。
特に奈良や奄美に行ってきた後は、澄んだ空気や生きものたちの気配の自然さに馴染んで、感覚が無防備になっているので、ちょっと気をつけて自分を守るようにしないとな、という感じです。

一週間も家を空けるのはかなり久しぶりでした。私は根っこを生やすことに執着がないタイプで、旅だとか引っ越しだとかにいつも想いを馳せているようなところがあるので、「早く帰ろう。」と思うことはあまりなかったのですが・・・今回はフクギとオオガスタという可愛い家族たちにとって、初めての長いお留守番だったので、逸る気持ちで帰る感じになりました。
たっぷりお水をあげておいてはきたけれど、「○回お日さまが昇ったら帰ってくるよ。」と言ってはきたけれど、いつもみたいにお世話できなくて大丈夫かな??放っていかれたと思って不安になったりしないかな??・・・と気がかりだったのですが・・・
e0170845_13305880.jpg

帰ってみればなんと、オオガスタに新しい葉っぱが出ていました。ちゃんとたくましく過ごしていたのでした。

植物たちは、人間が敬うことを忘れてはいけないくらい、生きることにまっすぐなんですものね。

さみしかったり、不安だったりしたのは、むしろ私の方だったのでした。
けれども、身軽であることに執着しがちな自分が、こんな風に繋ぎとめてくれる重さのある何かを持つようになれたことに、少しうれしさも感じました。
地球の上に生かされたものが、地球の上に安らいでしっかりと生きるには、愛するものの重さ、というのは、とても必要なのものなのかもしれません。ここではないどこかへ、漂っていってしまわないために。

そしてもうひとつ、このブログで育てている「樹」(gremzというブログパーツです。)も、私が留守の間に大人になっていました!
こうして大人に育つと、ホンモノの生きている「樹」が一本、植樹してもらえるのだそう。どこかにそうして植えられた樹が育っていくんだ、と思うと、すごくうれしいです。
その樹を私が直にお世話することはないのかもしれないけれど、そのいのちが育って繋がっていくことを想えることは、とても素敵なことです。

育ちゆくいのちたちの香り
   プチグレイン 2滴
   ローズウッド 2滴
   マンダリン 1滴
[PR]
by leaf-child0802 | 2009-09-25 14:09 | 樹々と花と緑葉と | Comments(0)

Slow Life, Lovely Life

いつもは植物たちの可愛い姿をお届けしていますが、今日はちょっと、痛ましい姿のお話をします。
e0170845_13153656.jpg

↑冬のイルミネーションが東京の風物詩になりつつある、六本木ヒルズのケヤキ並木。「おや?もう彩づき始めているのかな??」と思いきや・・・
e0170845_13191059.jpg

↑実は、虫にやられているんです…。彩づくより前に力尽きてしまうかもしれない・・・と、疲れが顕わになってしまっていたんです・・・。

今年は春から、なんだか様子がおかしかったのです。葉っぱの緑がベビーグリーンからもうちょっとしっかりしたグリーンに育った頃、日の光の透け具合がいつもと奇妙に違うことに気付きました。
植物たちは、この地球で一緒に暮らす生きものたちがいのちを繋ぐための糧にと、その身を差し出してくれてもいますが(我が家のまだ小さなフクギの子供にも、葉っぱのふちに一か所だけ半月形にかじられた跡があります。奄美で暮らしていた頃に、虫に少しあげたのでしょう。そんな姿がまた愛おしい。)こんな危ういぐらいにすかすかになっているなんて・・・と心配していたら、やっぱり植物が大好きな方が書かれていて、素敵な写真も楽しみなお気に入りのブログにも、石神井公園で同じような状況が起こっていることが書かれていました。その筆者のミズキの花さんは、「異常気象に樹木たちがついていけていないのでは・・・?」とおっしゃっていましたが、「おかしくなってることに、しんどくなっていることに、お願いだから気付いて・・・。」と樹々たちが訴えているように、私も感じます。

自然には、世界には約束があって、みんながそれを誠実に守っている・・・とよく書いていますが、星の世界で「約束」を司っているのは、土星です。そんな土星が守る大切なもののひとつに、「時間」があります。
最新の宇宙物理学では、時間の速度というものは必ずしも一定ではないことがもはや常識になっていますが、少なくとも、太陽の光を受けとることで時を計っている太陽系に生きるすべてのものたちには、太陽によって結ばれ、共に受け容れた一つの時の定めがあるのです。
その定めに従い、地球に生きるいのちたちも、日の光を受けとった分だけその身を育て、その身にふさわしいだけの活動をすることで、たゆまず互いに調和して、ずっと共に生きてきました。
けれども人間は、科学技術を手に入れたことで加速度的に貪欲になりました。火の光を濫用することで、日の光と結んでいた「時間の約束」を、破るようになったのです。夜も昼もなく活動し、その身以上にもっと速く、もっと遠く、もっと多く、もっと大きく、を求め続けました。

そんな不埒が、他のみんなを困らせたり、傷付けたりしないはずがありません・・・。

温暖化や異常気象が深刻になって、自分たちも困るようになって、人間たちはやっと、自分たちが大切な約束を違えていたことに、気付き始めてはいます。でも、ずっと貪欲であり続けたものにとって、手にしている何かやもっと手にしたい何かを手放すのは、なかなかできないことみたいです。

そんな今だから、想ってみてみてほしいな、と思います。
樹々の緑が健やかな様を。澄んだ花の色が映える様を。
シロクマが力尽きて溺れたりなんかしない、凍った海のしっかりとしたまばゆさを。
ずっとあってほしい可愛いものたちがもういることに、たくさんたくさん気付ければいいな、と思います。
ゆっくり歩くときに触れてくる空気の、風景の心地よさと楽しさを。
手間をかけてつくり、育てたものの格別な愛おしさを。
守りたくなる素敵なものたちをとっくに手にできていることに、たくさんたくさん気付ければいいな、と思います。

土星は時間をかけることを厭いません。定めがあることを厭いません。だからこそ本当に守るべき大切な何かをたしかに手にした安らぎを、感じられるんだと知っているのです。

土星はしばらくとても活気ある状態になります。ゆっくり、しっかり、もう一度「時間の約束」を守れるようになることに、向き合ってみていいような気がします。そうすることが後ろ向きでも窮屈なことでもないことに、きっと気付けるような、そんな感じがする空模様です。
国の向かうところを定めていかなければならない新政権の人たちも、そんな約束に誠実になってくれればいいな、と願いつつ・・・。

大切な約束に気付く香り
   サイプレス 2滴
   ローズマリー 2滴
   パチュリ 1滴
[PR]
by leaf-child0802 | 2009-09-12 15:09 | 樹々と花と緑葉と | Comments(2)

永遠の森へ

e0170845_1536376.jpg

この間、梅雨の晴れ間のスキに、明治神宮へ散策に出かけてきました。
↑は、森で産まれたての澄みきったグリーンを輝かせていた、樹の赤ちゃんたち。

ひと月あまり前に「祈りの杜」コンサートで訪れた時は、閉門時間後だったということもあり、定められたところを誘導に従って会場へ向かってまっしぐらに歩く、という感じで、ああ、こんな素敵な森を歩いているのにもったいないことしてるなあ・・・と、とても心残りだったのです。
この日はゆっくり堪能するぞ!と少し早起きして出かけました。

コンサート会場だった芝生も養生されてすっかり元気を取り戻していました。
e0170845_15511291.jpg

森からの風が大事に手入れされた芝生の上を通り抜けていくこの場所は、心地よさもひとしおです。

この日は都心でも今年初の真夏日を観測した暑い日だったのですが、しっかりと深い森の中は、2時間ほど歩きまわっても汗をかくこともなく、木漏れ日も、湿気の感触も、程よく肌に馴染んできます。
e0170845_1558564.jpg

日差しも、風も、湿気も、土に、草木の緑に、よろこんで受けとられて、やさしく受けとめられて、ちゃんと居場所がある。森の空気が心地よいのは、そんな風にみんながそこで安心しているからなんだな、と感じます。

帰りは代々木にある大好きなおむすびのお店にお昼ごはんに寄ったのですが、森と街との空気の感触のあまりの違いに本当に驚いてしまいました。
アスファルトや鉄やコンクリートは、日差しや風や湿気を、みんなを受け容れてくれるワケでは、やっぱりないみたい。ゲリラ豪雨やヒートアイランド現象は、安心できる居場所をなくして途方に暮れた日差しや風や湿気たちの、悲しみや怒りの表現なのかもしれません。

以前にも少しお話ししましたが、明治神宮の森は人の手がつくった森です。この森をつくった当時の一流の学者さんたちは、この森が人の手を必要としない、「永遠の森」になるようにと、自然に倣って数多の種類の植物たちを一緒に植えたのだそうです。
その森が永遠の自然な生きものたちの平衡に至る(そのような状態になった森を「極相林」というそうです。)のには、100年ぐらいかかるのだとか。ということは、明治神宮の森は、まだ極みに達していない、青い森だということになります。
奈良の都を護る原生林に親しんで育った私には、たしかにこの明治神宮の森は、とても若いように感じられます。「神の森」の感じでは、ないです。植物たちの密度や多彩さの加減も、むしろ人の懸命さの表徴のようで、どこかこの都会の様に似ているような感じもします。
でもそれだけに、これからどんな風に「永遠」へと育っていくのか、まだまだ楽しみな森です。

永遠を目指す青い森の香り
   ラベンサラ 2滴
   パイン 2滴
   ラベンダー 2滴
[PR]
by leaf-child0802 | 2009-07-02 16:53 | 樹々と花と緑葉と | Comments(0)

泰山木が咲いている

e0170845_14144818.jpg

「泰山木が咲いている。」
江國香織さんだったか、須賀敦子さんだったか、小説だったか、エッセイだったか・・・定かには思い出せないのですが、何故だか、何だか、とても心に残った一文です。きっと印象的な花が咲くんだろう・・・と想像に遊んでいたら、ほんの近所で出会えたのがこの樹でした。有栖川宮記念公園の入口のところに咲いています。

光を溜めこんでいるような大きくて厚い葉っぱと、ふくよかでたっぷりとした花びらが印象的。エキゾチックな雰囲気で、南アジアっぽいイメージを勝手に持っていたのですが、原産はアメリカ大陸の南のあたりなのだそうです。
学名は、Magnolia grandiflora。「大きな花が咲くモクレンの一族」という意味です。

こんなに印象的なお花なのですが、意外に気付かれないことも多いのだとか。
理由はとっても高いところに、立派な葉っぱたちに埋もれるようにして咲くから。
なので、足元や正面を見つめて歩き過ぎてしまうと、上手く会えないみたいです。
私も、通勤でこの公園を通っていた頃には、こんな見事な花なのに気付くことがありませんでした。
樹々たちとのおしゃべりを楽しみながら、のんびりここを歩くようになって、出会うことが出来た花です。
(もっとも傍から見ると、上を見ながらふらふらしていると言えなくもない状態なので、ちょっと危ないのですが・・・。)

大地の力強さを思わせるようなしっかりと濃い質感と、なんとも豊潤な花の姿は、なんだかタロットカードの「女帝」を思わせます。女性性の根源的な力。母なる自然。創造の物理的な母。孕むこと。育むこと。産むこと。満ちること。実ること。プリミティブな豊かさの表徴。いのちのサイクルを象徴する「女帝」には、「源へ還る」というキーワードがありますが、この樹は何万年も前から姿を変えていないのだそうです。「根源」を思わせる、強く美しい樹です。

「女帝」は土のエレメント、牡牛座の金星に関係するとされます。
牡牛座にいる金星は、安心してあたたかさや豊かさを差し出し、美しいもの、楽しいこと、よろこびを受けとろうとします。今この瞬間も、金星はそんな風に牡牛座にいて、重なり合って共にいる海王星・キロン・木星と情熱的に対話しています。
何かをしてあげたい、という気持ちで、いっぱいになっている自分を感じるかもしれません。あなたの中の豊かさが、溢れ出るかもしれません。よろこびが、熟れて落ちようとするかもしれません。
溢れ出たものを、熟れて落ちたものを、大切に、使ってください。あなた自身と、あなたが愛するたくさんのものたちのために。

プリミティブな豊かさの花の香り
   ローズウッド 2滴
   イランイラン 1滴
   サンダルウッド 1滴
   パチュリー 1滴
[PR]
by leaf-child0802 | 2009-07-01 15:28 | 樹々と花と緑葉と | Comments(0)

奄美から来た小さな太陽

発芽から2週間ほど。新しい葉は、こんなに立派に大きくなりました。
e0170845_1481290.jpg

夜と朝の間にも、その成長がはっきり伝わるほど!私たちよりずっと長い時を生きていくいのちなのに、その一瞬一瞬もこんなに濃密だなんて、ほんとうに樹って偉大です。

実はこのコには名前があります。「ティダ」といいます。奄美の言葉で「太陽」という意味です。

その名前にこめられたお話はこちら。
[PR]
by leaf-child0802 | 2009-06-24 15:57 | 樹々と花と緑葉と | Comments(0)

実りの梅雨

これ、マスカットではありません。
e0170845_13373811.jpg

以前ご紹介した、ミルクの滴のようなつぼみをつける、ハクウンボクの実なんです。
e0170845_13391282.jpg

これもまた丸々と瑞々しくて、とっても可愛いです。

ここ数日はゲリラ豪雨に襲われっ放し・・・お洗濯もままならず、お日さまの香りがさすがに恋しくなってくる、みなさん鬱々となりがちな梅雨らしいこの頃ですが・・・。

梅雨って実は、実りの季節でもあるんです。
e0170845_13448100.jpg

↑両親のところに鈴成っていたグミたち。
我が家の近所には、ラズベリーに似た、でも紫ではなくオレンジがかった赤い実をぴかぴかさせている、こんな樹もいます。↓
e0170845_1347890.jpg

ビワもあちこちで重そうに、でもうれしそうにいっぱい実をつけているし。
きらきらと明るい光景に、たくさん出会えるこの頃です。

こんな感じに果実をたくさんつける樹は、星の世界では木星に繋げられています。
その木星が、一昨日あたりから逆行を始めました。
木星は、拡大・発展・成長を司る星です。星の世界では最高のラッキースター、とも呼ばれます。生きていくのに必要な栄養の美味しいところを教えてくれるような星です。
でも、大きくなるばかりが成長ではないですよね。野菜や果物も、あまり大きいものは美味しくない、とされます。大きくなることを止め、エネルギーを静かに大切に内に抱くことで、野菜や果物は、甘い栄養に満ちていくのです。
逆行する木星は、その果実を美味しくすることに力を注いでいるところなのです。
加えて今回の逆行は、海王星・キロンと共に働く時間を、たっぷりと木星にもたらします。
「赤ワインの熟成」のイメージが浮かびます。
「キリストの血」とも呼ばれる赤ワイン。
海王星がアルコールに縁が深いことは以前少しお話ししました。この星はまた、無条件の愛や崇高な意識にも繋がっています。
キロンは「傷とその癒し」を司る星です。ちょっとした偶然なのですが、熟成した赤ワインに多く含まれるようになるタンニンという成分は、血を止め、傷を癒す働きをするのです。

熟成した赤ワイン、というのは、渋味もしっかりしてくるし、誰にでもするする飲める、というワケではありません。でもその味の深さをゆっくり大切に味わう体験は、人生をきっと豊かにしてくれることでしょう。

お酒好きならではの視点・・・ではありますが・・・。

みなさんの「赤ワイン」が、美味しく熟しますように。

熟した果実の香り
   ローズウッド 2滴
   オレンジ・スイート 1滴
   エレミ 1滴
   マヌカ 1滴
[PR]
by leaf-child0802 | 2009-06-18 14:40 | 樹々と花と緑葉と | Comments(3)