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ことの葉暦

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万華鏡の視覚

アロマや占星術の勉強に夢中になるあまり、すっかり疎かになっていた美術館・ギャラリー巡りを、この春ぐらいから少しずつ再開しています。
再開のきっかけになったのは、友人に誘われていったギャラリーの居心地がとてもよかったこと。奄美大島に出会う前は、一人旅の目的は100%アート・・・だった私。癒しの術を学ぶことに囚われて忘れそうになっていましたが、やっぱりアートは大切な趣味です。純粋に余暇を楽しんでいる感覚をもたらしてくれます。
そんな感覚を持つことも、自分を癒す術、ですよね。

そんなワケで、先日はずいぶんと久しぶりに、森美術館へ行ってきました。実はこの美術館、我が家から一番近い美術館でもあります。
「万華鏡の視覚~ティッセン・ボルネミッサ現代美術財団コレクションより~」を開催中。
今回は、お気に入りのスゥ・ドーホーやオラファー・エリアソンの作品がお目当て。
ちなみにこの財団を設立したのは、あのハプスブルグ家の方なんだそうです。現代美術とハプスブルグ家・・・なかなか妙なる取り合わせです。ヨーロッパの文化の歴史の恰好の良さを見せつけられた感じ。

古代エジプトやキリスト教の宗教美術を専門に勉強していた私が初めて現代美術を楽しむことに触れたのは、大学時代に青山一帯で開催された「水の波紋」というアートイベントだったように記憶しています。当時のボーイフレンドに連れられて行ったのですが、知識も何もなく、でもだからこそ、素敵!とか、おもしろい!とか、単純に感じることを楽しめたように思います。
それ以来、現代美術を鑑賞する時に大切にしているのは、

「好き、と思うかどうか。」
「そこでずっと過ごしてしまうかどうか。」

・・・ということ。

個人的には、シンプルで静かな作品が好きです。そっとしばらく一緒にいると、浸みいるように静かに何かが伝わってくるような、そんな感じが心地よい作品が好きです。

何かを伝える、というのはとても大切なことです。
文字だとか造形だとかで多くの人々に何かを伝える、というのは、昔は宗教であったり国家や民族であったり、多かれ少なかれ「神さま」的な、もしくは絶対的と思われていたものから「お役目」を授かった人たちが担うものでした。
現代美術の伝え手たちは、昔の伝え手たちが負っていたような、その「個」以上のものは、負っていないのでしょう。でもだからこそ、その「個」が負わなければならないものがあるような感じがあります。伝えようとしていることが、伝わっていくことに値するのかどうか。受けとられるのかどうか・・・。現代美術の作品が、分かりやすい第一印象の強さを懸命に備えようとしていることが多いのは、そのせいなのかな、と思います。
だからこそ一層、そんなところに静けさがあることを、私はうれしく感じるのかもしれません。伝わってくるものを、安心してゆっくり受けとることが出来そうに思うから。

どんな美術館でもそうなのですけれど、特にこの美術館を訪れる時は、スニーカーがオススメです。
理由は、広いから。床が無垢材のフローリングで天井も高いので、ヒールの音がもの凄く響いてしまうから。そして、たくさんのものを受けとる体力を温存するために、疲れてしまわないように。

そして鑑賞の後に、やっぱりここへ寄ってしまうから。
東京シティービュー。
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我が家を中心にした辺りを撮ってみました。
普段とは違う視点で観ても、やっぱり不自然さに驚いてしまう、東京の眺めです。

現代アートに触れる休日の香り
   ペパーミント 1滴
   ティートゥリー 1滴
   サイプレス 1滴
   ラベンダー 2滴   
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by leaf-child0802 | 2009-06-28 15:23 | お出かけの記憶 | Comments(0)

奄美から来た小さな太陽

発芽から2週間ほど。新しい葉は、こんなに立派に大きくなりました。
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夜と朝の間にも、その成長がはっきり伝わるほど!私たちよりずっと長い時を生きていくいのちなのに、その一瞬一瞬もこんなに濃密だなんて、ほんとうに樹って偉大です。

実はこのコには名前があります。「ティダ」といいます。奄美の言葉で「太陽」という意味です。

その名前にこめられたお話はこちら。
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by leaf-child0802 | 2009-06-24 15:57 | 樹々と花と緑葉と | Comments(0)

光の祭典

今日は夏至です。
太陽が一年で一番長く地上で時間を過ごす日です。
人間が人工の光を持たなかった時代、太陽の光はとてもとても貴重なものでした。だから人々は、太陽と長く一緒にいられる、光に満ちたこの日を、大切にお祝いしてきました。

人工の光が夜の闇を煌々と照らすようになって、人々は太陽がこの世界を明るく照らしてくれることがどれほどうれしいことなのかを、少しずつ忘れるようになりました。光というものがどれほど大切なものなのかを、忘れるようになりました。

古来光の祭典だった夏至のこの日、新しいかたちの光の祭典が行われます。
ブラックイルミネーション2009。
東京タワーをはじめ、色々なところで照明が消されます。環境省が行っている「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」のイベントのひとつということです。
太陽の光が最も世界を満たす日に、夜の闇を取り戻すことによって、光の意味を考える。光の大切さに、あらためて気付く・・・。
光を大切にすることは、ここに恵まれてある全てのものを大切にすることに、繋がっていきます。地球を、世界を大切にすることに、繋がっていきます。

太陽は、夏至と共に蟹座に入ります。
そして光に満ちた長い昼をもっと祝福しようとするように、明後日の早朝の新月の瞬間に向けて、月は太陽に重なっていきます。
明後日は、蟹座の新月です。

月は蟹座を、自分本来の居場所と定めています。月にとって蟹座は、自分らしさを存分に大切にできる、特別な場所なのです。
だから蟹座の新月、というのは、新月の中でも特別、なんですが、今年の蟹座の新月は、いっそう特別な感じがします。
理由は、夏至の頃に起こるということ。2回続けて起こるということ。そしてその2回目が、奄美をはじめ日本で観られる、今世紀最大の皆既日食になるということ。

しかもこの夏至の新月は、冬至の頃に太陽が訪れる場所に滞在している冥王星と、正面から向き合うかたちで起こっています。
もっとも光が満ちるところに、わたしたちの一番近くで明るく輝く星たちがいる。
もっとも闇が満ちるところに、わたしたちの一番遠くで秘かに輝く星がいる。
その星たちが、向き合って繋がっている。
とても大きな、力強い流れが感じられます。新月は、ものごとの始まりに力をくれる、といいますが、心地よくなんとなく・・・ではなくて、突き動かされるように、それでいて確かな意思を持って、その流れへと己を捧げるような、そんな始まりの時を、迎えるのかもしれません。

愛と情熱の星・金星と火星が、ものごとをかたちにしようとする星である土星と、大地のようにおおらかに、しっかりとした声で歌を歌い、そんな始まりの時を祝福してくれています。

Home is where the heart is.
心のあるところこそ、還るところ。
蟹座とは、そういう感覚の星座だといわれます。我が家=自分が還るところを、とても大切に想うのです。そこが安らぎに満ちていることを、とても大切に感じるのです。
生きていくことは、どこかへ行こうとすることではなく、家路を辿ることに似ている・・・と私は思っています。これは蟹座にステリウム(星が集まっていること)を持つものならではの感覚なのかもしれませんが・・・

この光の祭典に始まるのは、もしかしたらそんな還るべき場所への旅なのかもしれません。
それが「家路」であるとき、それを歩む足どりは、確かで力強いものになれるような、そんな風に、思います。

自分に還る蟹座の新月の香り
   ヤロウ 2滴
   サンダルウッド 2滴
   ベティバー 1滴
   
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by leaf-child0802 | 2009-06-21 15:41 | 星空のお話 | Comments(0)

実りの梅雨

これ、マスカットではありません。
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以前ご紹介した、ミルクの滴のようなつぼみをつける、ハクウンボクの実なんです。
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これもまた丸々と瑞々しくて、とっても可愛いです。

ここ数日はゲリラ豪雨に襲われっ放し・・・お洗濯もままならず、お日さまの香りがさすがに恋しくなってくる、みなさん鬱々となりがちな梅雨らしいこの頃ですが・・・。

梅雨って実は、実りの季節でもあるんです。
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↑両親のところに鈴成っていたグミたち。
我が家の近所には、ラズベリーに似た、でも紫ではなくオレンジがかった赤い実をぴかぴかさせている、こんな樹もいます。↓
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ビワもあちこちで重そうに、でもうれしそうにいっぱい実をつけているし。
きらきらと明るい光景に、たくさん出会えるこの頃です。

こんな感じに果実をたくさんつける樹は、星の世界では木星に繋げられています。
その木星が、一昨日あたりから逆行を始めました。
木星は、拡大・発展・成長を司る星です。星の世界では最高のラッキースター、とも呼ばれます。生きていくのに必要な栄養の美味しいところを教えてくれるような星です。
でも、大きくなるばかりが成長ではないですよね。野菜や果物も、あまり大きいものは美味しくない、とされます。大きくなることを止め、エネルギーを静かに大切に内に抱くことで、野菜や果物は、甘い栄養に満ちていくのです。
逆行する木星は、その果実を美味しくすることに力を注いでいるところなのです。
加えて今回の逆行は、海王星・キロンと共に働く時間を、たっぷりと木星にもたらします。
「赤ワインの熟成」のイメージが浮かびます。
「キリストの血」とも呼ばれる赤ワイン。
海王星がアルコールに縁が深いことは以前少しお話ししました。この星はまた、無条件の愛や崇高な意識にも繋がっています。
キロンは「傷とその癒し」を司る星です。ちょっとした偶然なのですが、熟成した赤ワインに多く含まれるようになるタンニンという成分は、血を止め、傷を癒す働きをするのです。

熟成した赤ワイン、というのは、渋味もしっかりしてくるし、誰にでもするする飲める、というワケではありません。でもその味の深さをゆっくり大切に味わう体験は、人生をきっと豊かにしてくれることでしょう。

お酒好きならではの視点・・・ではありますが・・・。

みなさんの「赤ワイン」が、美味しく熟しますように。

熟した果実の香り
   ローズウッド 2滴
   オレンジ・スイート 1滴
   エレミ 1滴
   マヌカ 1滴
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by leaf-child0802 | 2009-06-18 14:40 | 樹々と花と緑葉と | Comments(3)

癒しのお買いもの

我が家からは2~30分ほどのお散歩で、青山・表参道のエリアに出ることができます。
この辺りには好きな本屋さんや、オーラソーマのボトルなんかが買えるお店や、アロマやハーブの有名なお店のフラッグショップなどが集まっているので、月に一度は必ず周るお買いものエリアになっています。緑も多いし、オーガニック野菜のランチや美味しいおむすびが楽しめるお店もあるし・・・。車も人混みも苦手で、便利なこと以外に東京に住んでることに説明がつかない私には、ありがたい街です。

先日のその街でのお買いもので、とても癒される絵本に出会ったので、今日はそのご紹介。

「A Forest Picture-Book 森の絵本」

日本におけるユング心理学会のスターだった河合隼雄との共著もある詩人、長田弘さんの文章と、江國香織さんとのコラボレーションも素敵だった荒井良二さんの絵が楽しめる、美しい絵本です。

真っ先に目に飛び込んできたのは、グリーンの色!水彩絵の具のやわらかな透明感が、ほんとに光に満ちているみたいな美しい色を見事に表現しています。
そして、
「たいせつなものは何ですか?」
・・・という問いかけと応えが、詩的でやさしい言葉で綴られています。
私が購入したのは英訳がついているもの。イングランド人にしてカトリックの神父さん、なのにシェイクスピア研究家、というなかなか興味深いプロフィールをお持ちのピーター・ミルワードさんによる訳なのですが、さすがシェイクスピア研究家!声に出して読むことを堪能できる、素敵な訳に仕上がっています。

甥っ子のために絵本を買うことが目的で訪れた絵本コーナーだったのですが、思わずひとめぼれして買ってしまいました・・・。どこかノスタルジックで、森の静けさを愛でるような本なので、来月やっと4歳の甥っ子にはちょっと早い感じかな・・・。でもいつか読んであげられるといいなあ、という、大事な感覚を呼び醒ましてくれるような本です。
もちろん、甥っ子のために他にも数冊、じっくり選んで購入しました。

大人で絵本にハマる人も多い、ときいてはいましたが、絵本の世界ってほんとに素敵ですね。
伝えたい大切なことを、大切に大切に磨いて、やさしい手触りのかたちにしていて・・・。
私もハマってしまいそうです。ますます本屋さんの魅力に抗えなくなるなあ・・・。

やさしい絵本の香り
   カモミール・ローマン 1滴
   マジョラム・スイート 2滴
   プチグレイン 2滴
   
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by leaf-child0802 | 2009-06-14 14:02 | 本棚 | Comments(0)

奄美から来た小さな天使

とってもうれしいことがありました!
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以前もご紹介した、大好きなある奄美のシマ(集落)でお世話になっている知り合いの方にいただいた福木(フクギ)の子供が、ついに我が家で新芽を出してくれました!↑は昨日の写真。今日はもうちょっと伸びているような気がします。

大人になるとハートのかたちのつやつやした葉っぱを、いかにも天からの光を受けとるみたいな恰好でつけるこの樹が私は大好きで、そのシマにはその樹々たちがつくる並木道があります。地元の方たちはそこを「神さまの通り道」とも呼んでいるらしいのですが、甘く美しい空気が流れる、ほんとうに素敵なところなんです。

本土では名前を聞くこともめったにないこの樹は、その知り合いの方(草木染めをされていて、植物には詳しい)によると、奄美が北限なのだとか。
「そんなに好きなのなら、連れて帰る?」・・・と、落っこちていた実を埋めておいたら出てきた、という苗木をいただいてきたのは昨年の11月。なんとか無事に冬を越えてくれたものの、朝はひんやりすることもある乾いた東京の空気には、なかなか春を感じてくれないのかなあ(奄美では3月にはぴょこぴょこと芽が出ているのが見られるのです)・・・自分の背丈以上に根を伸ばすコなので、やっぱり鉢植えだと苦しいのかなあ・・・とさんざん心配したのですが、あれ?茎(幹?)のあたりにエネルギーが充ちて力強くなってきたぞ・・・と思っていたら、出てきてくれました!可愛い芽がぴょこんと!

このコは私が初めてお家で育てている生きものなんですが、すっかり母親の気持ちが分かる気になっています。自分が疲れていようがお腹が空いていようが、最優先はこのコのお世話だし、旅に出かけても気になってしょうがないし、成長をみていられるのがうれしくてたまらないし、絶対見逃したくないし・・・。(写真も撮りまくってしまいました・・・。)

実はここのところエネルギーが尽きて枯れ気味・腐り気味な自分がいたのですが、すごく力をもらいました。家に来てくれた時も本当にうれしかったけど、やっぱり我が家の天使です。

ちなみにこのコが植わっている鉢なんですけど、陶器ではなくパウダーストーンという石をくりぬいて出来ているんです。以前働いていたインテリアショップで見つけたもの。ちょっと重いのですが、色も手触りも柔らかくて、何より、大地と直接根っこで繋がることの出来ない都会のマンション暮らしでも、少しでも地球のあたたかな波動を感じられたらいいかなあ・・・と思って選んでみました。
いつかこのコが存分に伸びることができる土と空があるところで、一緒に暮らせるといいな。

ほんとうに、いてくれてありがとう。これからも、よろしくね。

天使の香り
   ジャスミン 1滴
   ローズ 1滴
   マンダリン 1滴

今日の香りは、ちょっと贅沢にしてみました。
有名な著書も多いイギリスのアロマセラピスト、パトリシア・デーヴィスさんによると、ジャスミンやローズは天使のお気に入りの香りなんだそうです。近くにないのにこれらの香りがしたような気がするのは、天使がそばを通った時なのだとか。 
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by leaf-child0802 | 2009-06-12 13:29 | 奄美のこと | Comments(0)

いとしくも、危険なもの その2

先日、友人の知り合いがお料理を担当している、というお店にお食事に行ってきました。
ガラス張りのパブスペース。その先にある心地よさそうなテラス越しに、雰囲気のある照明で浮かび上がっている国際フォーラムの舟のようなガラス棟と、ケヤキたちが眺められます。
店内が暗めなので、お料理を写真におさめようとした友人は失敗してしまいましたが、ウッディーな内装にキャンドルの火の色に近い灯りは、落ち着けて素敵でした。丸の内という場所柄外国人のお客さんも多くて、ちょっとロンドンやメルボルンの川沿いにあるおしゃれなお店の雰囲気を彷彿とさせます。
もちろんお料理もなかなかのもの。ぜひまた行こうと思います。

そんな素敵なお店で久しぶりに0時近くまで楽しい時を過ごしたんですが、そういう夜に、美味しいご飯とお酒で少し重くなった身体を感じながら、いつも寄ってしまうところがあります。
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六本木の青山ブックセンター。
例えば江國香織さんとか、石田衣良さんとか、いかにも東京で生まれ育った匂いを感じさせる作家さんたちの作品にも時々登場する本屋さん。文化人にファンが多いそうで、何年か前に倒産の危機に瀕した時に、そんな多くの方々の声の後押しで救済されたという歴史を持っています。
ちょっと品揃えが個性的なところがあって、紀伊国屋や丸善のように、誰でも欲しい本が見付かる、という感じではないんだけど、それだけに好きの波長が合ってしまうと、もうたまらない本屋さんなんです。
本のタイトルを眺めながら本棚の間を彷徨っているだけで、「ああ、この世界には、欲しいものがたくさんあるなあ・・・。」と思ってしまいます。本好きには危険極まりない。
小川洋子さんがあるエッセイで、初めて自分の本が書店に並んでいるのを見た時何よりうれしかったのは、「自分は作家になれたのだから、誰に遠慮することなく、好きなだけ本を買っていいのだ。」ということだった、と書いていらっしゃいましたが(「犬のしっぽを撫でながら」収録の「本を買う贅沢」より)、なんだか分かる気がします。本好きにとって、本に囲まれることほどうっとりすることはなく、好きな本を連れて帰りたいという欲望ほど、逆らうのが難しいモノは、ないですから。

少しだけ酔った身で、そんなうっとりを楽しむ至福の時間。
この本屋さんのもうひとつ素敵なところは、朝までやっている、ということ。六本木に住むようになって一番うれしかったのが、そんな本屋さんが帰り道にあることでした。これからの暑くなる季節に、夕ご飯も後片付けも済ませた後にのんびり訪れるのも、また楽しみです。

楽しい本屋さんの香り
   バジル・リナロール 1滴
   マートル 2滴
   レモングラス 1滴
   グレープフルーツ 1滴

本屋さんでワクワクするのは、色んな知識に触れることを気の向くままに楽しむ水星的な感覚です。
今日の空では、そんな水星が元気に色んな星たちとお話をしています。例えばふと目についた本のタイトルや一文だったり、はたまた誰かのふとした言葉だったり・・・が、大切なメッセージと感じられたりするような、そんな一日です。
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by leaf-child0802 | 2009-06-11 14:08 | 素敵なものたちのこと | Comments(0)

天使と悪魔と青空と

東京は、久方ぶりのすっきりとした晴れです。窓を開け放ってこれを書いているので、風がとっても気持ちいい。

昨日は友人と観に行ってきました。「天使と悪魔」。
夕食はお気に入りの沖縄料理のお店へ。夏野菜がどんどん美味しくなってくるこの時期。スーパーでも大好物のトマトが丸々・赤々・つやつや・かつお手頃!になってきて嬉しいこの頃ですが、昨日はゴーヤ、美味しかった!
その帰り道に、これまた久方ぶりにお月さまに会うことができました。今日の深夜、というか明日の早朝には、射手座で満月になります。我が家の周辺は大使館が多くて警備の警官がうようよしているので、あんまり不審な行動はとれないのですが、思わず立ち止まって眺めてしまいました。
出かけずにはいられなくなるような、今日みたいに広く晴れ渡った青空は、射手座にぴったりです。

それで、「天使と悪魔」ですね。
あんまり語っちゃってネタばらしになっちゃうと申し訳ないので、「まだ観てないけどこれから観たいと思ってます!」・・・という方は、ここからは注意してお読みください・・・。

私はよかったな、と思いました。
ハリウッドらしく息もつかせぬ二時間ちょっと、ですが、原作を上手に単純化していて、しんどくないし。キャラクターも原作とはかなり設定が違っていましたが、それであのキャスティングなら納得です。
なにより、原作よりもずっと、明朗な救いのあるラストになっているのが、よかったな、と思いました。
以前もお話ししましたが、私はキリスト教徒ではありません。でも、キリスト教徒の人たちがやっぱりローマ法王に特別な想いを抱いているのを、知っているので。
大切に想っている人たちがたくさんいるものに対する配慮がなんとなく感じられたラストで、ああよかったな、と思いました。

原作では言及されていなかったのですが、映画では、新法王の名前は「ルカ」だということになっていました。
現在新約聖書の正典とされている4つの福音書のひとつを書いた聖ルカは、お医者さんだったそうです。人々の傷の痛みや病の苦しみの癒し手の守護聖人になりました。また、最初に聖母子像を描いた人だったともいわれています。(この母と子の姿が、いったいどれほど多くの人たちの素朴な信仰心を惹きつけてきたことでしょう。優しい気持ちを呼び起こしてきたことでしょう。)そして、福音書記者では唯一の「異邦人」でもあり、ユダヤ以外の人々のために福音書を書いた人だったということです。
科学と宗教が和解し、よい世界であるように共に歩んでいくにあたって、ふさわしい名前だね、という感じになっていました。

癒しの術に長け、アーティストでもあり、民族を越えて大切な教えを学び、伝えていこうとした聖ルカ・・・なんだか射手座のモデルといわれる、ケイロンのイメージが重なってきます。
賢明で、優しさと情熱を併せ持ち、よりよきものに向かって、自由に青空にはばたいていくような・・・今日はそんな射手座の満月のパワーを楽しむための香りです。

射手座の満月の香り
   ローズマリー 2滴
   ジュニパー 1滴
   オレンジ・スイート 1滴
   ブラックペッパー 1滴

なんだか旅に出たくなります。大好きな奄美は梅雨なのにいいお天気の日が多いとか・・・。
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by leaf-child0802 | 2009-06-07 15:20 | 星空のお話 | Comments(0)

神田で、ケルト体験

THE CELTS 風の王国
神田明神のすぐそばにあるgallery bauhausでやっている写真展。高い天井の地下のお部屋があって、確かになんだかバウハウスっぽい、シンプル・モダン・スタイリッシュなのにどことなくあったかい、素敵なギャラリー。そして、光の感触をきれいに映し出しているモノクロームの写真たち。
先週のことになるのですけれど、阿修羅のジュエリーのお話にも登場した装飾美術・そしてケルト研究のスター、鶴岡真弓さんがギャラリートークをされたので、合わせて出かけてきました。

鶴岡さんのご活躍のおかげでご存知の方も多くなったことと思いますが、ケルトというのは、ヨーロッパ文明の源流となった文化の担い手の民族のひとつで、現在ではアイルランドなどが、その末裔たちが生きる地として有名です。大陸のもう一方の果てに生まれた私たちにとってはエキゾチックでいて、オリエンタルなものとの妙なる響き合いも感じさせる、どこかミスティックな文様の世界・・・私がそれに触れ、魅了されるようになったのは、LIBERTYのデザインがきっかけでした。
まだアイルランドには行ったことがないのですが、ケルトの気配が濃く満ちているその地は、一度はゆっくり旅してみたい、憧れの地のひとつです。

ブリトン島でも北に行くほどに、光は不思議な冴え方をしていくように感じます。白と黒の階調の感触が、なんだか強くなっていくのです。色の鮮やかさではなく、ただそこにある明るさを、純一に、大切に、愛でようとするみたいに。
「雨のプリズムを通した、中間照明のような光の経験」・・・という風に鶴岡さんは表現されていましたが、そんな静かに繊細に満ちている光が、丁寧にそっとすくいあげられたモノクロームの写真たちは、穏やかで、でもしっかりと明るくて、素敵でした。

ケルト文様のようにパワフルに増殖・充満していきながら、バランス感の見事さの不意打ちに驚かされてしまう鶴岡さんのトークは、ほんとに眩暈がするようで、存分にケルトの世界を感じられた夜でした。

ケルト文様みたいな香り
   フランキンセンス 3滴
   クラリセージ 2滴
   ブラックペッパー 1滴

おまけ。
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寄り道してお参りした神田明神。朱赤と青銅色の艶やかなコントラスト。提灯が並んで燈っているのもちょっと艶めかしくて、黄昏時の境内は、なんだか「異界」な雰囲気です。
杜の樹々と宵闇に溶けていくみたいな明治神宮や春日大社とはまた違った趣きで、おもしろかった。
   
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by leaf-child0802 | 2009-06-05 16:17 | お出かけの記憶 | Comments(0)

6月の女神

すっかり梅雨のようなお天気が東京では続いています・・・。
梅雨といえば、このお花。
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先日、明治神宮を訪れる途中で出会ったアジサイ。ちょっと珍しい八重の花でした。限りなく白に近い、鈴のように高い音色のペールロイヤルブルー。
6月といえば花嫁さんたちの季節でもありますが、ブーケにしたら、素敵かも。

学名のHydrageaは、「水の器」という意味なのだそうです。
ダン・ブラウンを再読していたから・・・というワケではないのですが、とっさに「聖杯」のイメージが思い浮かんでしまいした。
タロットカードでは、聖杯=「カップ」を、内なる「水」の力を象徴するものとして描きます。「水」の力・・・それは感じる力です。ものごとを受けとる力です。そして、溢れ、流れることによって周りも豊かに満たしていく力です。
星の世界では、「水」の星座は「女性宮」と呼ばれます。受容的な、女性原理に対応するとされています。

「水瓶座の時代」は、「女神の時代」であると言われています。
女性が、女性らしく生きていけることが、何かを獲得するために戦い、競い、走り続けることに疲れて、傷付いてしまった世界が、再び健やかで安らかな輝きを放つためにますます大切なことになっていくのでしょう。

たくさんの幸せな花嫁さんたちが、世界を健やかで安らかな場所で満たしていくことを願って・・・。

6月の花嫁の香り
   カモミール・ジャーマン 1滴
   ゼラニウム 2滴
   マジョラム・スイート 3滴

ついでに、ちょっとお知らせ。
mixiを始めてみました。軽い感じで星占い的なこととか書いていければいいかな・・・と思っているのですが、ネットでのコミュニケーションというものに馴染むのに相変わらず時間を要しそうです・・・。どうなっていくことやら。
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by leaf-child0802 | 2009-06-04 16:47 | 季節の言祝ぎ | Comments(0)