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ことの葉暦

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will be fair…

今朝は、占星術の世界ではおそらく2009年で一番大きなイベントがありました。
土星の星座移動です。

土星はだいたい2年ともうちょっとぐらいかけて、一つの星座を通っていきます。
かつては太陽系(わたしたちの主観を大切にする占星術の世界では、変わらず天動説で世界をとらえているので、「地球系」と言ったほうがここではしっくりくるのかもしれませんが…)の一番外側にいて、この世界のあり方を守っていると考えられていた土星・・・わたしたちのあり方に、とってもパワフルにはたらきかけてくる星です。

今朝の2時10分ぐらいに、そんな土星は、天秤座におよそ30年ぶりに還ってきました。
そして天秤座は土星にとって、とても居心地のよい場所だとされています。

先日も少しお話しましたが、土星は、見ないことにしておいたものも、ちゃんと見るように、と言う星です。あまねく見た上で、ほんとうに大切なものは何か、ほんとうに守るべきものは何かを教え、あるべきあり方を、進むべき道を示してくれます。少し厳しい感じのする星ですが、誠実に向き合うことしたなら、生かされていることへのしっかりとした信頼感を育んでくれる、素晴らしい先生のような星なのです。

そんな土星の訪れにより、わたしたちはこれからしばらくの間、天秤座が司っているテーマについて、学んでいく機会を得ることになります。

天秤座はよく、「人間関係の星座」だと言われます。
十二星座の半分を過ぎた、7番目のこの段階で、わたしたちはいよいよ、他者というものを本格的に意識するようになります。他者というものとよりよく関わるにはどうしたらいいだろう・・・ということに、本格的に取り組むようになるのです。
一方で、「7」という数字は、神秘と魔法の数字ですが、スピリットの試練を表わす数字であるともされています。

天秤座というのは、黄道十二星座の中で、一番最後に成立したものでもあるそうです。
・・・ということはもしかしたら、人々が素朴な気持ちで星空を眺めていた時代から、文明化が進み、人間社会が複雑化していく中で、意識することを求められるようになったものを司っている星座なのかもしれません。

天秤座は、タロットカードの「正義」のエネルギーに呼応する、とされていますが、この天秤は、正義の女神アストレアの持ちものなのだと言われています。女神はこの天秤で、善悪をはかるのだ、と。

ただ、それが「天秤」ではかられるものであるとするなら、その「善悪」や「正義」は、絶対的なものではないのだろう、と考えることができます。もう一方のお皿に乗るものの存在がないと、定まることがないのが天秤だからです。そのようにはかられる物事は、相対的なものなんだ、ということを、意識しておく必要があります。

よいものが、正しいことが相対的なのだとしたら、それを見極めようとする時、頼れるのは己の良心でしかありません。自らの内に、確かな真理の感触を持てていなければ、さぞ不安な時にもなることでしょう。
まさにスピリットの試練の時、ともなるのかもしれません。

「正義」のカードは、「調停」のカード、とも呼ばれるのだそうです。
相対するものが、いかにして共にあり、はたらいていくようになるか・・・そんな適応と調整が、そこでは行われていきます。そして、そうやって調和していくことにより、全体というものが守られていきます。
相手と調和するように心を配り、そこが美しく、気持ちよく、平和であることを大切に思う・・・そんな天秤座さんの理想的なあり方が、そこには示されています。

では、そのようである時、大切なことは、守るべきものは、何でしょうか?

それは、fairであることではないかと、思われるのです。
公正な、とか、公平な、ルールに適っている、と訳される言葉ですが。
激情だとか、偏見だとか、思い入れだとか、思い込みだとか・・・そういうものから適切に距離をとり、リラックスして、あまねく見ることができていること…fairであるとは、そんな感じなのではないでしょうか。
そして、そうあってこそ、ほんとうによいあり方、というものは、見えてくるように、思われるのです。
安らかな気持ちで、従うべきものに従うことができるように、思われるのです。
信じるものが、信じるべきものであった、と信じる気持ちも、持てるようになるのではないかと、思われるのです。

そんなことを思わせる場所だから、土星はきっと、居心地がいいのでしょうね。

fairにはもうひとつ、清らかで美しい、という意味があります。
晴れて澄み渡った空のことを、fairだなあ・・・と言います。
青い空を眺めた時のように、清明な気持ちで、関わりを持つものたちと、いられるようになれるといいな、と思います。
土星の導きを、しっかりと受け容れていきましょうね。

fairな香り
   ユーカリ・グロブルス 1滴
   パイン 1滴
   ベルガモット 2滴
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by leaf-child0802 | 2009-10-30 13:56 | 星空のお話 | Comments(0)

My Spritual Home

今回の奄美での休暇中の、ベストショットをおすそわけ。
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ケータイの待ち受けにしました。
大好きな奄美の中でも、格別に大好きな場所が、ここ。
先日お話した名瀬の街から、ちょっとした峠越えを幾度かした先にある、国直、という集落の浜です。
民宿が数件ありはするものの、観光地の華やかさや賑やかさとは程遠い、ただそこに暮らす人たちの日常に寄り添ってある、シンプルな海と空と、砂と生きものの気配たちです。

初めて奄美を訪れたのは、今からちょうど2年前になります。
いつかお話することもあるかもしれませんが、不思議なくらいに素敵な幾つかの巡り合わせで、この島に行くことになったのですが、島の地図を眺めながら、どこに行ったらいいだろう・・・と考えていた時、何故だか「ここに行こう。」と思ったところが、国直でした。

白いサンゴ砂の浜があるらしい。
フクギのトンネルがあるらしい。
・・・調べていて判ったのは、それくらい。それでも何故だか無性に、心魅かれたのです。

自分にとってほんとうに特別な何かに巡り合う時、というのは、実はそんなものなのかもしれません。

波長が合う、というのはこういう感じなのだな、と、そこにいるといつも思い出します。
自分の色だとか、音だとか、そういうものが素直に活き活きするような感じ。細胞の全部が、そこに流れているものたちと一緒に、とても気持ちよく歌っているような感じ。
癒される、とか、テンションが上がる、とか、そういう感じではなく、自分のエネルギーが、とてもクリアでニュートラルな状態に、自然となってしまっているのに気付くのです。
瞑想をしていて気持ちよくなる感覚と似ているかもしれません。リラックスしていて、かつ意識が清明で、いい感じの脳波がたくさん出ていそうです。

この記事のタイトルは、奄美在住のアーティスト・村松健さんのいちばん新しいアルバムから拝借したものなのですが、生まれ故郷ではないのに、その人にとって特別で大切な場所のことを、「spritual home」というのだそうです。
そこは、その魂が、その歴史のどこかで、大切な時を過ごした、または過ごすであろう場所。
だから、どうしようもなく、引き寄せられてしまう。
繋がらずには、いられない。結びつかずには、いられない。
その魂の、想いが宿る場所。
湧きあがる愛おしさの感覚を、信頼しようと素直に思える場所。
・・・そんな安心がある場所なのでしょう。

「パワースポット」巡りなるものが流行っていたりしますが、国直は、私にとって、ごくごくプライベートなパワースポット、spritual homeなのかもしれません。
きっと巡り合わずにはいられない場所だったのでしょうが、それでも巡り合えたことに、幸せを感じずにはいられません。

どこよりも、ここに身を置きたくて、せっせと奄美に通い続けているのでした。

spritual homeの香り
   マンダリン 1滴
   ローズマリー 1滴
   パイン 1滴

この愛おしい風景を守り続けてくれている人たち、モノたちに感謝を。
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by leaf-child0802 | 2009-10-28 13:26 | 奄美のこと | Comments(0)

サロメの一鑑賞者の話

年明けの新春大歌舞伎以来、という、久しぶりの観劇に出かけてきました。

場所は、東京グローブ座
その名のとおり、シェイクスピアの活動拠点だったロンドンのThe Globeを摸してつくられた、とても雰囲気のある劇場です。
出来た当初は「シェイクスピア劇しかやらない!」…という、日本ではかなり思い切ったコンセプトを掲げていたようなのですが、案の定ほどなく行き詰まり(大学生の頃ここでCITY BOYSを観た記憶があります・・・。)、現在はジャニーズ事務所のバックアップを受けて運営されているようです。それでも、この素敵な空間が、劇場のままで守り続けられている、というのはとてもうれしいこと・・・。
残念ながらシェイクスピア劇が上演されることはほとんどなくなってしまったのですが、「ホール」ではなく「playhouse」の趣のあるこの劇場では、やっぱり古典的な趣向のある演目を楽しみたいもの。
今回は、篠井英介さんが「サロメ」を演じられるというので、大よろこびで出かけました。

歌舞伎ではなくて女形をされる、ということで有名な篠井さん。とても興味深い役者さんだなあ・・・と思っていたのですが、あるトーク番組で素顔を拝見して、なんてsmartで、それでいてチャーミングな方なんだろう!!・・・とすっかりファンになってしまった私。

初めて観た彼の女形は、「欲望という名の電車」のブランチでした。場所は、青山円形劇場という、舞台と客席の関係がかなり親密なところでした。
倉俣史朗さんデザインの椅子「ミス・ブランチ」の、アクリルに閉じ込められた深紅のバラのように、美しさと、不自然さを感じさせる役です。閉じ込められた儚さが発する叫びの、狂気を帯びた音色がいつも微かに苛んでくるような役です。
そこには、ブランチがいました。
驚くほど静かなさりげなさで、豊かなブランチのイメージが、そこには表現されていたのです。

宝塚の男役、などはその最たるものと言えるかもしれませんが、舞台で役を演じる、ということには、いかに洗練されたかたちでデフォルメをやるか、というところがあると思うのです。
なのに、篠井さんの女形は、むしろ控え目なくらい。それでいて、一瞬の微笑みに、まばたきに、ただたたずんでいる姿に、「あぁ・・・彼女がそこにいるんだ・・・。」と思わされてしまうのです。

今回演じられたサロメは、まだ少女といっていいかもしれないくらいの娘の役。
「舞台で役を演じる、という表現は、お客様のイマジネーションの力を信頼しているからこそ、成り立つもの。」…と、篠井さんはおっしゃいます。
即物的な見方をしてしまえば、いかに役者として訓練され洗練された、華奢な方とはいえ、そこにあるのは明らかに間もなく50歳を迎えようとする男性の肉体です。(特に今回はヨカナーンを演じたのが、見事に澄まされた肉体を持つダンサーの森山開次さんだったので、それを意識してしまうと、無理は感じてしまいます。)
けれど、篠井さんが発しておられるエネルギーは、サロメそのものでした。それを感じた時、受けとった時、そこにいて、私のイメージを満たしてくるのは、紛れもなくサロメでした。自分の美しさが人を動かすことをよく知っている、そして、そのことを畏れることを知らないだけ愚かな娘が、そこにいました。

アイルランド出身のオスカー・ワイルドの書く、散りばめられた、という感じの言葉たちは、唯美的なだけでナンセンスだ、との批判を受けさえしましたが、ミクロとマクロが、求心と遠心が、ただその繋いだ手を信頼してくるくると回り続けているようで、どことなく、心魅かれてやまないケルトの香りも感じました。
サロメのイメージに酔いながら、そんな言葉たちがまるで歌うように語られるのをうっとりと楽しんでいたら、ほんとうにあっという間に、一幕90分は過ぎていったのでした。

行ってよかった!

・・・ということで、今日はちょっと、サロメの香りを考えてみようと思います。
自分を拒んだ恋しい男に口づけをしたいがために、その男の首を所望したサロメ。
「恋」の星といえば金星、ですが、相手と響き合うことではなく、相手を手に入れることを執拗に求め、死の感触さえよろこびとしたサロメの恋の星は、火星・冥王星・蠍座・・・の感じ、でしょうか。

サロメの恋の香り
   シナモンリーフ 1滴
   イランイラン 2滴
   サンダルウッド 3滴

この日は幸運にも終演後にちょっとしたトークショーのおまけが付いていました。
メイクを落として、シンプルな私服に着替えられた篠井さんから醸し出されていたのは、自然な謙虚さと、愛らしいユーモア・・・。そんな方が、つい先ほどまでサロメだったとは!・・・と、今さらのようにびっくりもしたのでした。
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by leaf-child0802 | 2009-10-26 15:42 | お出かけの記憶 | Comments(0)

Indispensable

奄美滞在の最後の日は、いつも名瀬という街で過ごします。
奄美群島の都、というべき街で、鹿児島県(念のためにお伝えしておくと、奄美は沖縄県ではなく鹿児島県です!)でも、鹿児島市に次ぐ第二の都市なんだそうです。
東京へ戻る前に「街」というものの空気感に馴染んでおこう・・・ということなのですが、夜に発つ東京への直行便までの時間を、もう勝手知ったる便利なところでのんびり過ごしちゃおう・・・という感じです。

旅先でお土産屋さんや免税店に時間を費やすことをまるでしない私ですが、奄美では必ず買わなくちゃ!と思うものがあります。
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父も大のお気に入りの、黒糖焼酎「加那」(30度)。最近では東京のコンビニでも黒糖焼酎を買えたりするようになっていますが、「加那」のこの度数のものは、こちらで置いてあるところをまだ見付けられていないのです。
そして、浄化とリラックスのためのお風呂には欠かせない、加計呂麻島(奄美大島の南に寄り添うように浮かんでいる島です。)の自然海塩。これもおそらく東京では買えないもの。行くたびに買いだめしています。
もし、故郷にとっても愛着を感じられているとか、ものすごく好きで何度も訪れてしまうような場所に出会えている、という方は、バスソルトを作る時、手に入るならその土地の自然塩を使ってみることをオススメします。死海のお塩も、アンデスのバラ色のお塩も目じゃないくらいに気持ちよいお風呂にきっとなりますよ!
奄美のお塩も色々試したのですが、私にはコレが一番合っているみたいです。

静かに感謝の気持ちに浸ることができる素敵な教会だとか、立派なガジュマルやゴムの樹に囲まれた古い住宅地の中の小さな公園だとか、やっぱり立派なアカギたちが小学校を見守るみたいにして並んでいる小道だとか、お気に入りのお散歩スポットもいくつもある街です。
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↑写真は、街を一望できる「おがみ山」というところの風景たち。街の人たちの憩いの場になっていて、犬のお散歩に来るそばに暮らす人たちや、お弁当を食べにくるふもとで働く人たちの姿がいつもあります。この日は課外授業にやって来た小学生の列の後について登って行ったら、朝のお散歩を終えて降りて来る保育園児たちとすれ違いました。

もしも空と海の青の階調や、樹々たちの濃い緑に縁取られていなかったとしたら、名瀬は、多くの人たちが求める「美しい街」という姿をしては、もしかしたらいないかもしれません。
名瀬の街の建物の多くは、海からの塩を含んだ風にさらされて、古びていたり、傷付いていたりします。激しいくらいに新陳代謝をしている東京の建物を見慣れていると、心配になるくらいだったりします。
でも、一歩中に入ると、とても感じがよくてご飯が美味しいカフェがあったり、信頼してお任せできるセラピストさんがいたりします。安心するのに十分なだけ豊かな暮らしが、ちゃんと息づいて、しっかり営まれています。

対して東京は、見映えにとても気を使っている街、といえると思います。世界中から集まった贅沢なものがとび交い、人々がそれに向かって意識を研ぎ澄ませている、ほんとうに瀟洒な街でもあるし、そういう意味で、美しい街ではあると思います。
ただそれはもしかしたら、少しでも古びたり、傷付いてしまったものは、あっという間に見向きもされなくなってしまう・・・そんな不安に追い立てられているだけなのかもしれません。流れている風潮に乗り遅れて取り残されてしまわないように、切実に、そして夢中になっているだけ、ともいえるのかもしれません。でもその流れの激しさはなんだか常軌を逸していて、だから人々は不安定にならないように、たくさんのモノを必死に求めて重さを身に帯びよう、とするのかもしれません。

いつか奄美で暮らせたら・・・と考える時、充実した本屋さんが、秀逸な美術館が、気軽に楽しめないとしたら、私はどれぐらい大丈夫なんだろうか?と思ったりはします。東京タワーのある贅沢な夜景を望める窓や、欧米スタイルの浅くてゆったりした幅のバスタブがあるこの部屋の暮らしを、手放して後悔しないだろうか、と思ったりもします。
でも、そんなものが、どれだけほんとうに必要なものなのかな?とも思うのです。ないとそんなに不安なものなのかな?とも思うのです。
私をほんとうに満たしてくれているものは、何なのかな、と考える時、それは一見贅沢な、そんなものたちではきっとないんだろうな、と思うのです。そんなものたちによって、生きることに繋ぎとめられているワケではきっとないものな、と思うのです。

安心するのに十分なだけ豊かな暮らし・・・それに必要な、大切なものは、きっとものすごくシンプルなんだろうな、と思います。
そもそも、生きる、ということは、きっとものすごくシンプルなこと、ですものね。
そんなシンプルなことに、シンプルにエネルギーを注げるようでいたいな、と思います。

いつも奄美で確かめているのは、そんな思い、だったりするのでした。

シンプルな暮らしの香り
   グレープフルーツ 2滴
   マンダリン 2滴
   ティートリー 2滴

シマには、「シマ時間」という時間が流れている、といいます。ゆったり、のんびりした時間の感覚です。
そんなゆったり、のんびりは、シンプルさゆえ、なのかもしれないな、と思うのでした。
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by leaf-child0802 | 2009-10-22 15:34 | 奄美のこと | Comments(0)

Bon Voyage

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今奄美空港です。休暇を終えてこれから東京へ帰ります。
空港の光景がとても好きで、はしゃぎまわる小学生の男の子と一緒に、展望デッキから、自分が乗る一便前の飛行機が飛び立つのを眺めていました。
整備員さんたちが一列に並んで手を振って、飛行機を見送るのを見るのが好きです。そんなちょっとした儀式が、旅立つということの重みを愛おしんでいるみたいに感じられて、いい光景だなあ…と思ってしまいます。
飛行機が、サイドに付いているライトを瞬かせて、「ありがとう!行ってきます!」と応えたかのように見えたのも、なんだか微笑ましく、緊張した面持ちで、懸命に、一心に飛び立っていくのを、応援したいような気持ちにもなってしまうのでした。
どうぞ無事に、よい旅を!
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by leaf-child0802 | 2009-10-21 18:27 | Comments(0)

金星の路

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素晴らしいお天気に、恵まれております。
今滞在しているのは、奄美大島の倉崎海岸。海岸線が少しばかり張り出したところの高台に建つこのホテルの庭からは、それはそれは見事な星空を観ることができます。
バカと呼ばれてもいいくらいに星好きの私は、夜だけではあきたらず、今朝も日の出の一時間以上前から外へ…。
明けの明星=金星のあまりの艶やかさに見惚れていたら、そのしっかりとした光が、海に路をつくっているのに気付きました!
金星の路は、調和の路。美しさを見出だし、美しさをよろこぶ路。そして、分かち合う路です。
そんな路が示されているのに出会えたことに感謝しつつ、多くを分かち合えるように歩いていこう、と思いました。
その路が見えたのは、夜の闇が朝の光に空を譲り始める気配がまだごく微かなうちだったので、写真でお伝えはできないのが残念なんですが、夜明け直前の虹色の東の空に輝く金星の姿は、なんとかケータイ(相変わらずカメラはコレしか持っていない…。)でもとらえることができたので、朝日の写真と併せて、お届けしますね。
しかし、さすがに南国奄美とはいっても、お日さまの出ていない中長い間外にいたら、すっかり身体が冷えてしまいました。これからお風呂に入ろうと思います。
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by leaf-child0802 | 2009-10-19 07:43 | Comments(0)

出発!

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実は今日からちょっとした休暇です。
ただ今空港で朝ごはん中。
明けの明星がお日さまの光に溶けていくのをみながら仕度をしたこんな朝は、眠れなくならないよう注意がいるけど大好きなカフェラテを、気がねなく飲んじゃいます。
今回の旅のお供は、ダン・ブラウンの新作!
香りのお供の方は…
言わずと知れた万能精油・ラベンダー(中でもお気に入りのタスマニア産)。
しっかりとクリアな安心感をくれる、マダガスカルの万能精油・ラベンサラ。たくさんの人の気配に疲れた時に良いのです。
空気清浄には欠かせないユーカリ・グロブルス。
そして今回は、ライムを持参しました。陽気な柑橘系のもうひとつのいいところといえば、食欲増進・消化促進…。美味しいモノもしっかり食べるぞ!という気概の表れです。
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by leaf-child0802 | 2009-10-18 07:31 | Comments(0)

理想の関係

一昨日、昨日といいお天気で、家事がとってもはかどりました。

明日は天秤座で新月になります。

新月前の数日は、普段よりも気合を入れてお掃除やお洗濯をします。
そして、新月の前の夜には、必ず奄美の自然海塩×新月の星空の香りでつくったバスソルトのアロマバスで、仕上げ。
準備万端、すっきりした気持ちで、新月をお迎えします。

欠けていく月は、浄化の月。そして新月は、始まりの月です。

自然のリズムに意識的になると、時間を丁寧に使えるようになります。そうすると、気持ちもゆったりしてきて、できていることが増えているのに気付けたりしますよ。

今回の新月の星空は、すっきりした感じがします。
そこから満月へと至る星空も、久しぶりにすっきりとした感じがあるように思います。

相手のことを思いやり、きちんとわかってあげられる・・・そんな関わり方ができるような雰囲気です。軽やかさも、柔和さもありながら、その関わりの意義をしっかりとわきまえることができているような、そこに未来を感じることができるような、そんな関係が、始まるのかもしれません。

天秤座は、関わる、ということにとても意識的な星座です。
人間は、他の生きものよりも強烈に、「自分」というものを意識している、と言われます。自らの意思で生きようとする生きものなのだ、と言われます。
けれど、「自ら」を世界から「分ける」ことをしたが故に、人間にとって世界は、「他者」というものに満ちた場所になりました。この世界で生きていくのに、「他者」を意識することが、必須になりました。この世界で生きていくのに、「他者」と関わることが、必須になりました。

30日には、そんな天秤座に、29年ぶりに土星が還ってきます。
土星は、しなければならないことに、もっと意識的になるように、と言います。見なかったことにしていたものがあるなら、ちゃんと見るように、と言います。公正に、全てをあるべきかたちにするように、と言うのです。
土星は、天秤座で大いにその力を発揮するのだ、とされています。
それは、人間にとって、「他者」との関わりに意識的になることが、とても大切なことだからなのかもしれません。

そんな大切なことを、すっきりと見据えることのできそうな、そんな空模様です。
それだけに、見なかったことにしていたものが、クリアに見えてしまうこともあるかもしれませんが、それはきっと必要なプロセスですから、怖がらないで見ないとな、という感じです。

「自ら」を世界と「分ける」ことをしたのだとしても、そうやって私たちはちゃんと、世界と共に生きられるようになっていくのだと思います。
素直にそんなことを思えるような関係が、始まるといいですね。

関わることに意識的になる香り
   パルマローザ 1滴
   ベルガモット 2滴
   エレミ 2滴

上記の滴数×大さじ山盛り一杯の天然塩で、バスソルト一回分になります。
よろしければ、今夜のお風呂に。明日14時半頃の新月の瞬間に備えましょう。

十二星座別メッセージはこちらへどうぞ。
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by leaf-child0802 | 2009-10-17 15:22 | 星空のお話 | Comments(0)

海王星の画家

ものすごく久しぶりに、渋谷に行って来ました。
人混みがとてもとても苦手な私にとって、渋谷は最も苦手とする街のひとつなのですが、それでも決死の覚悟で(?)出かけていくことがあるのです。

目的は、Bunkamura。

playhouseといった趣がとっても素敵なシアターコクーンも、アート好きには危険極まりない(=必ず何か欲しくなってしまう)bookshopも、駅前の喧騒を乗り越えて行くに十分値するのですが、一番のお気に入りは、ザ・ミュージアム。
シンプルに静かさに心を配って設えられた空間がうれしい美術館です。私の大好きな19世紀後半~20世紀初頭あたりのヨーロッパの美術(例えばアールヌーヴォー、ラファエル前派や象徴主義など)は得意なもののひとつらしくて、ちょっとばかりマニアックな、質の良い展示にここで何度も出会っています。

現在ベルギー幻想美術館を開催中。

大学時代の英語の先生は、「ベルギーにはカナダと同じぐらい有名人がいない。」と、どうやら皮肉らしいことを言っていました。(ちなみに彼はイギリス人。)
確かにその時とっさに思い浮かんだのは、エルキュール・ポワロとネロとパトラッシュ(・・・は犬だけど。もっとも「フランダースの犬」がこんなに有名なのは、日本でだけだそうです。)ぐらいではあったのですが、実はベルギーは、古くルネサンスの頃はフランドル絵画が栄えた地域の一部でもあったし、ヨーロッパを美術の多彩なムーヴメントが席巻していた19世紀末とそれに続く時代には、植民地資本による豊かさを背景にして前衛的な芸術が花開いていた地でもあったのです。

シュールレアリズムを代表する画家のひとりであるルネ・マグリットも、ベルギー人。
彼の描く、空っぽだからこそ原始の果てしないエネルギーのようなものを感じさせる美しい青い空は、私も好きです。
けれど、今回の一番のお目当ては、フェルナン・クノップフ。ベルギー象徴派を代表する画家のひとりです。

占星術も、「象徴」を扱うアルテのひとつです。
現代の、速さと物理的な量がむしろ重要視された情報社会では、文字や言葉や図像は、記号的なものになりがちです。「記号」とは、なにかを一対一に近い状態で明確に指し示し、表現するもの、といった感じです。
一方「象徴」(=シンボル)は、そこにこめられた世界の奥深さを、広大さを、イマジネーションにより希求させようとするもの、といった感じでしょうか。それに相対する時には、その世界で迷い、道を、己を失ってしまわないための知識や智恵が必要とされるところはありますが、イマジネーションの豊かさを堪能する経験を、私たちにもたらしてくれるものだと、私は思っています。

そのようなイマジネーション、特にそれが芸術と結びついている時、それは海王星のエネルギーであるとされます。
新たに惑星の存在が発見される時、その星のエネルギーは、その時代のエネルギーに強く共鳴していると言われますが、海王星が発見されたのは、1846年。象徴主義の先駆けともいわれるラファエル前派などが、花開き始めようとする時代です。

人々を幻想的なまでに深遠なイマジネーションの海へと誘うこの時代のアートの申し子たちの中でも、クノップフの作品はとりわけ、海王星的な美しさを醸しているように思います。
触れることができる気がしないぐらいに、淡く、儚いくらいに柔らかで、繊細な輪郭と色調。それでいて、眩暈がするように微細で精緻な描写・・・その絵の前に立つと、あっという間に浸され、のみ込まれ、それでいて少しの苦しさもなく、そこに心地よくたゆたっている感覚が、満ちてきます。
今回出展されていたのは、ほんの4点でしたが、何度も戻って観たりして、十分満たされて、帰ってきました。
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↑写真はやっぱり購入してしまった絵ハガキと、チケット。そして、クノップフの絵が表紙に使われている、ローデンバックの本を、一緒に撮ってみました。やはりベルギー象徴派を代表する作家であったローデンバックとクノップフは、互いにインスパイアしあって、いくつかの作品を残しています。

海王星のエネルギーは、使い方を間違えると耽溺や中毒に陥ってしまいますが、リラックスさせ、流れを浄化し、感じることを洗練させてくれるパワフルな癒しの力を持っています。
来年には、幸せの星・木星が、海王星を守護星とする魚座に入っていきます。
例えば、海に行く。
アクティブにはしゃぐのではなく、波の音や、潮風や、水の気配に、身を委ね、感覚を浸してみる。・・・とか。
そんな海王星を感じる休日も、時にはオススメです。

海王星の休日の香り
   ローズウッド 2滴
   フランキンセンス 2滴
   ラベンダー 2滴

最後におまけ。
久しぶりに、渋谷から表参道の方へと歩いてみたのですが、あの辺りは、メインの通りを少しでも外れると、行き止まりだらけで、散歩には実はちょっと不向きなのです。
分かっていながら、散歩気分で、気まぐれに道を曲がってみたりしていたら、案の定行き止まり・・・。
でも、あれま・・・と思いながら振り向くと、雲の向こうからめったにない鮮烈さで、日の光がさしていました。
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行き止まりでよかった!振り向かせてくれてありがとう!・・・と思いながら写真を撮っていたら、通りかかった、いかにもあの辺りで遊んでいそうなちょっと派手な感じの男の子が、つられて空を見上げ、「あ、空キレイ!」…と、立ち止まってやっぱり写真を撮っていました。
そういう連鎖って、いいですよね。
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by leaf-child0802 | 2009-10-15 14:32 | お出かけの記憶 | Comments(0)

禁断の果実?

今、ハマってます。その2。
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イチジクのベーグル。

果物大好き!な私ですが、子供の頃唯一手をつけようとしなかったのが、実はイチジクでした。なんだかグロテスクな感じがしたからです。
でも大人になって、ワインなんかも嗜むようになってから、火が入って甘味がぎゅっとしっかり濃くなったものと、バターっ気のない素朴な風味のパンとの組み合わせが絶品!ということに気付きました。

ブドウやザクロなどと並んで、古くから豊かさの象徴とされてきた果実。
「豊かさ」というのは木星に結びつくイメージなのですが、受胎と多産の樹、とも呼ばれるイチジクが喚起させる「豊かさ」には、溢れるように豊潤な生命の感触と共に、「エロティック」なイメージが充満しています。「エロス」はアフロディーテ、すなわち金星の女神の息子で、占星術では、官能的なものを司るのは金星と考えられてきました。
先日、鏡リュウジさんによる、金星のシンボリズムに関する講義に参加してきたのですが、金星のエネルギーというのは、生命を循環させていくモチベーションとなるものなのだな、という印象を持ちました。
けれど精神性を重んじたキリスト教の伝統では、金星のエネルギーの持つ官能的な側面は背徳的とされ、とり払われる傾向にありました。そんな中で、イチジクは肉欲の罪や異端の象徴とされるようになります。

古代エジプトでは、イチジクの樹の女神はその果実と樹液によって永遠の生命をもたらす、とされていました。
永遠の生命とは、繋がっている生命たちのことです。循環する生命たちのことです。
そしてイチジクが司るエロティックなエネルギーもそこになければ、その「環」は完成しないのです。
そういえばベーグルって、「環」になっていますね。イチジクのベーグル・・・なかなかパワフルな食べものかもしれません。

一説によると、アダムとイヴが口にしてしまった「禁断の果実」は、イチジクではないかとも考えられているそうです。その後に身体を隠すのに使ったのがイチジクの葉だったから、というのがその理由のようですが、イチジクの官能的なシンボリズムと、その「禁断の果実」が実は「知恵の実」だったというのは、なんだかしっくりしないような気がします。
ところが、「禁断の果実」と考えられている他の果実たちも、リンゴだったり、アンズだったりと、金星の果実たちなのです。
金星の、いったいなにが「禁断」なのでしょうか。
もしかしたらそれは、「自分をよろこばせる」ことに傾いてしまうことなのかもしれません。
「禁断の果実」を口にしたことで、アダムとイヴが「自意識」に目覚めました。(裸でいることが恥ずかしいと思い身体を隠すことをしたのは、「他者」から見られる「自分」の姿を意識するようになったからです。)
それまでは、彼らは彼らのいる世界とひとつでした。彼らのよろこびは、純粋に世界のよろこびでした。
けれども、「自意識」に目覚めることによって、彼らは世界と分かれました。彼らのよろこびは、世界のよろこびそのままでは、なくなってしまったのです。
金星の果実を口にすることで、人間は、よろこび、というものに、望む、ということに、意識的にならなくてはいけなくなってしまったのかもしれません。それが、純粋であるために。

今、金星は、土星と一緒にいます。
土星は、誠実であること、責任を持つこと、いかにあるべきかに意識的になることに向き合うように促す星です。
今月が終わる頃、そんな土星は、約2年ぶりに星座を移動し、金星を守護星とする天秤座へと入っていきます。天秤座は「他者」との関わりを通して「自分」を意識していく段階を司る星座ですが、実は土星は、天秤座にいる時、「昂揚する」=その惑星のよいところを強力に発揮する、と言われています。
そんな時の気配を感じつつ、あなたの望みのあるべきかたちに意識的になっておけると、いい頃かもしれませんね。

よろこびに意識的になる香り
   ペパーミント 1滴
   サイプレス 2滴
   ベルガモット 2滴  
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by leaf-child0802 | 2009-10-12 15:07 | 星空のお話 | Comments(0)